怒号する巨弾:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
怒号する巨弾
怒号する巨弾
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怒号する巨弾

1960年11月12日公開、84分、アクション
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「怪猫 お玉が池」のコンビ石川義寛と藤島二郎の脚本を、石川義寛が監督したアクション・ドラマ。撮影は中溝勇雄が担当した。

ストーリー

大東亜戦争末期、まだ幼かった天田公一はある三人の陰謀のため父とともに、スパイ容疑者として逮捕され、父は拷問の末獄死した。それから十年、宮本公平と名を偽り銀座に美術店を開き、またパリー座なるストリップ劇場を根城にして、三人の男に復讐の機会を狙っていた。その復讐の相手とは、民和党の幹事長内田重明、松山重工業社長松山礼三、美術館主井上四郎の三人でそれぞれ社会では最高の地位を占めていた。天田は部下の情報で、内田が松山と料亭吉春で極秘裡に会見することを知って、会話をテープで盗みとり、それをネタに松山をゆすり、内田と共にパリー座の地下室に誘拐した。警視庁では、この事件を重大視した宇野警部を長とした捜査本部を置き追求に乗り出した。志賀総監は三人と直接関係はなかったが、当時は刑事部長として指揮していただけに、天田は総監に対しても敵意を抱いていた。その報復手段に天田は、美術店主宮本として総監の娘洋子に近づき、すでに結婚までという仲になっていた。天田は警察が動いたと知るや内田と松山を射殺して屍体を総監邸に投げこんだ。その頃、井上四郎が帰って来た。当日、羽田空港は第三の犠牲者を護るべく多くの刑事が張込んだが、天田は見事井上を倒した。宇野はその頃宮本の過去を洗っていた。特に殺された三人との関係から宮本をホシとにらみ検察局に逮捕状の請求を出した。天田は中島刑事を多額の金で買収して、捜査本部の動きを察知していた。最後の時が来たことを覚った天田は、洋子を誘って軽井沢の別荘に向った。そこで洋子を殺そうとした天田であったが、洋子が真実自分を愛していることを知り洋子を家に帰そうとするのだった。邸の外には、すでに警官隊が包囲していた。天田は最後の脱出を図るが宇野の拳銃に倒れた。その天田の傍に茫然とたたずむ洋子の瞳はぬれていた。

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作品データ

製作年
1960年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1960年11月12日
上映時間
84分
製作会社
新東宝
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社