侠客春雨傘:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
侠客春雨傘
侠客春雨傘
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侠客春雨傘

1960年12月7日公開、85分、時代劇
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「風来物語 あばれ飛車」の渡辺邦男が自らの脚本を監督したもので、吉原を背景にした娯楽時代劇。撮影もコンビの渡辺孝。

ストーリー

浅草蔵前の札差し大口屋治兵衛は、旗本逸見一角の金子借用の無理難題から、算盤で眉間を割られた。そのくやしさから家督を弟にゆすり、自からは暁雨と改め、任侠一筋に生きることになった。お鶴は浪人今西玄之進の娘で、病身の父を養うため苦界に身を沈めていた。暁雨は何かと面倒を見てやった。逸見一角はせきれい組の頭領に納まっていた。一日、天野靭負に狼籍におよんだ。これを見た玄之進がせきれい組をこらしめた。逸見はこれを根にもち、玄之進を殺した。逸見は今は薄雲太夫となっているお鶴の許に足しげく通うようになった。が、彼女の背後に暁雨の存在を知り、おもしろくなかった。ある日、吉原仲の町の通りで、暁雨とばったり顔を合わせた。暁雨は一角の眉間をわり、タンカを切った。この二人のやりとりを、二代目市川団十郎が見ていた。団十郎の芝居は暁雨と一角のやりとりを取り入れ喝采を受けた。せきれい組の面々はおもしろくない。暁雨の見物を知ると、亡き者にしようとした。が、暁雨はお鶴、籾負とともに彼らをなぎ倒し、お鷺に本懐をとげさせた。舞台では、団十郎のはなやかな踊りが、お鶴、靭負の前途を祝福するかのようだ。

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作品データ

製作年
1960年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1960年12月7日
上映時間
85分
製作会社
大映京都
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社