呼子星:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
呼子星
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呼子星

1952年2月15日公開、82分
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脚本は「黄金獣」の笠原良三、監督は「母子船」の吉村廉に濱野信彦が補佐し、「馬喰一代(1951)」の峰重義が撮影に当たっている。出演者は「瞼の母(1952)」の三益愛子、「群狼の街」の三橋達也と星美智子、「のど自慢三羽烏」の小林桂樹ほか、伊丹秀子、広沢虎造、寿々木米若などの浪曲師が特別出演している。

ストーリー

昭和五年の頃、前田民子は寿々木米若の曲師として恋人新吉のいる故郷新潟へやって来て、土地の呉服問屋の彼の両親に結婚の許可を求めたが許されず、二人は手に手をとって東京へ逃れ、貧しいながら幸福な生活で、みどりという愛児をもうけた。が、やがて新潟の両親の心もとけ、親子三人が帰郷という直前新吉は交通禍で死に、新潟の両親はそれを民子のせいにして恨んだ。みどりさえあればと民子は隣家の親切なすしやの源さん夫婦にはげまされ流し芸人をして生活をたてていたが、みどりの大病で借金ができ、そのため再び昔馴染の清さんの一座に加わって旅巡業へ出た。その間に民子は無理に言い寄る清さんをあやまって汽車からつき落とし、罪に問われ二十年を獄窓に過した。みどりは新潟に引きとられ成人したが、刑期を終わって出て来た民子はその消息を知ることも出来なかった。すっかり成功した源さんの家へ引取られ生活しているうち、店の常客寺崎祐二がみどりの婚約者であることを知った。みどりは民子を自分を棄てた無情の母と思い込んでいるし、民子は自分の前科が二人の幸福の邪魔になってはと家出した。しかし事情を知ったみどりは自前の無理解を後悔し、一生懸命民子の行方を探した。そしてみどりの結婚式には民子の幸福そうな姿が見られた。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1952年2月15日
上映時間
82分
製作会社
大映東京


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