歌くらべ荒神山:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
歌くらべ荒神山
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歌くらべ荒神山

1952年7月24日公開、88分、時代劇
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製作は杉原貞雄と新芸プロの福島通人との共同で、「あおいき・くらぶ」同人の原案によって、「トンチンカン三つの歌」の八住利雄が脚本を書き、同じく斎藤寅次郎が監督している。撮影は同じく友成達雄である。出演者の主な顔ぶれは、「利根の火祭」の広沢虎造、「腰抜け 伊達騒動」の高田浩吉、「喧嘩安兵衞」の関千恵子の他、柳家金語楼、伴淳三郎、清川虹子、古川緑波、堺駿二などの喜劇俳優陣に、田端義夫、川田晴久、永田とよ子などである。

ストーリー

左官職人の三太は、やくざ渡世にあこがれて、桑名の安濃徳の乾分になった。安濃徳は欲深い男で、みいりの良い神戸の長吉の荒神山の縄ばりをねらっていた。たまたま彼のところへ草鞋をぬいだ榛名の梅七という旅人に、長吉の乾分で腕利きの加納屋利三郎を斬らせた上その梅七は用心棒の角井門之助に殺させてしまった。しかし梅七が頼んでおいた千代という盲目の娘は、三太と、同じく三下のベロ八の二人をつけて、その母親お光の芸者をしている清水まで送らせた。そのお光は、千代の眼をなおす治療費のため吉良へ鞍がえをしていた。その頃次郎長の一の乾分大政は、縄張りを荒した鯛屋の鶴太郎に殴り込みをかけたが、その時親分の命にそむいて民家まで焼いたので清水へは帰れず吉良の仁吉の許へころがり込んでいた。これを聞いて次郎長は怒って吉良へ乗り込んでくるが、折から安濃徳に荒神山を奪われた神戸の長吉と女房のお安が助けを求めに来たので、次郎長は仁吉と大政にその応援をまかせた。こうして荒神山の決戦となったが、仁吉は弾丸に当って、安濃徳の娘故に離縁した女房のお菊に抱かれて死んだ。三太はつくづくやくざ商売に愛想をつかしてベロ八と一緒に盃をかえして正業につくのだった。お光が娘と知って安濃徳は改心して坊主になった。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
初公開日
1952年7月24日
上映時間
88分
製作会社
新芸=新東宝
ジャンル
時代劇


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