あなたほんとに凄いわね:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
あなたほんとに凄いわね
あなたほんとに凄いわね
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あなたほんとに凄いわね

1952年10月30日公開、44分
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ビクター歌手宮城まり子の同名のヒット盤の映画化で、製作は田岡敬一、脚本は「未完成結婚曲」の淀橋太郎。園シャツは川島雄三に師事し、「明日は月給日」等のシナリオを執筆した柳沢類寿の第一回監督作品。出演者は「鳩」の有島一郎、「彼を殺すな」の桜むつ子、ビクターの宮城まり子のほかに森川信、小林十九二などである。

ストーリー

浅草の巴里座に出ている上原一座は解散寸前の状態だったが、三枚目の丸橋凡一の抜てきと新加入の銀ベルの唄と踊りによる「あなたほんとに凄いわね」の大成功で一息つく。凡一の叔父は凡一の嫁を心配し、話のゆきがかりから凡一は叔父の在京中に恋人を造らなければ、叔父に承服して叔父の村の娘を嫁に貰わなければならぬ事になる。困った彼は座長に女の口説き方を教わるが、座長の実演の相手は日頃心に描いていた銀ベルだった。銀ベルを諦めた凡一は一座の踊り子に次々とプロポーズするが契約済みや子持ちばかりで失望に終わる。その時座長の女の四つ葉あい子から、ベルは実は凡一を慕っているという嬉しいニュースを聞き、早速ベルと甘いランデヴーをするが、恋がたきの座長に見つかって、彼は一座をクビになる。凡一が辞めるならとベルまで退職を申し出る始末なので、支配人は慌てて座長に喰ってかかり、人気の無くなった座長はあい子と北海道へ旅立つ。開演中の巴里座の舞台ではベルが楽しそうに唄っている。客席の凡一は隣の叔父にベルを指して、「へへ、こういうわけで叔父さん。折角だけども--」と叔父がすすめた花嫁候補の写真をつき返した。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1952年10月30日
上映時間
44分
製作会社
松竹大船(シスター)


[c]キネマ旬報社