わが母に罪ありや:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
わが母に罪ありや
わが母に罪ありや
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わが母に罪ありや

1952年12月23日公開、86分
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製作及び監督は「母は叫び泣く」の山口松三郎と佐々木啓祐、脚本は「郷愁」の橋田寿賀子、撮影は「娘の晴着」の鶴見正二である。出演者の主なるものは、「秘密(1952)」の市川春代、「若奥様一番勝負」の佐田啓二、紙京子、小林十九二、奈良真養、「うず潮(1952)」の草間百合子などである。

ストーリー

流浪の女神原登世は内海航路の船上から投身自殺をしようとして、弁護士八田直人に救われた。登世は二十年前、永之介と雪子の二児を置いて上京、転落の生活をたどったのであった。直人の家に寄寓するうち、直人の恋人雪子とその兄の税務署官吏永之介が、わが子たちであることを知ったが、蔭ながらその立派な成長ぶりを喜ぶだけで、自分の身の上は秘していた。ところが雪子の結婚仕度のため、永之介が悪棘な谷村におどらされて収賄したことが、明るみに出ようとしたとき、永之介の妻里枝は自分の体を谷村に提供して夫の名誉を救おうとした。このことを知つた登世は、里枝にあやまちを起させまいとして、あやまって谷村を殺した。そして登世は何も語らず罪に服そうとしたが、里枝の涙の証言によってすべては明るみに出た。登世は直人のこんせつな弁護によって軽い刑に服することになった。晴れて出獄の日、永之介、雪子、直人などが、暖く彼女を迎えた。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1952年12月23日
上映時間
86分
製作会社
松竹大船


[c]キネマ旬報社