午前零時:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
午前零時
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午前零時

1953年2月12日公開、89分
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「七色の街」の本木莊二郎の製作で、井上友一郎の原作から「丹下左膳(1952)」の菊島隆三が脚本を書いている。監督と撮影は「花吹雪男祭り」の渡辺邦男と渡辺孝のコンビ。出演者は「港へ来た男」の久慈あさみ、三条利喜江、小林桂樹、「風雲千両船」の二本柳寛、「ハワイの夜」の藤田進、「吹けよ春風」の越路吹雪など。

ストーリー

新劇女優内海映子は棋界の玉木名人の息子辰也と恋仲だったが、辰也の気の弱さを見せつけられたとき、彼への信頼感を失ってしまった。その虚へつけ入った劇団のドン・ファン物部修が、彼女を映画界へ紹介すると共にその心までつかんだ。物部には江草夏美という女があったが映子と婚約し、撮影のため入洛して同じ宿に泊っていた。映子の父、漫才師の浪花家文福にたのまれ映子の意見にやって来た義理の叔父で関西棋界の雄竹田弁吉も、物部の魅力にひきずられている映子には歯がたたず淋しく帰って行った。文福の女で飲み屋のマダム初枝はふと辰也と知り合い、彼の映子への純情を知って映子に逢いに行くが、映子は留守で、そこに居合せた物部と浮気沙汰の関係を結んでしまう。しかしこの初枝が物部と映子の結婚式には妊娠四ケ月の夏美をつれて式場に現われ、二人の結婚をぶちこわしてしまう。玉木名人と弁吉との対局があったとき、結婚式場から行方不明になっていた映子がふらりと弁吉の控室に現われ、映子をさがしあぐねて帰って来た辰也と出会う。弁吉の一言で二人は幸福への再出発を誓った。

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作品データ

製作年
1953年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1953年2月12日
上映時間
89分
製作会社
東宝


[c]キネマ旬報社