拾った人生:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
拾った人生
拾った人生
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拾った人生

1952年11月27日公開、64分
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「芸者ワルツ」の笠原良三の脚本を西村元男が監督している。撮影は糸田頼一、佐原福松、音楽は池譲の担当。清水金一を主役に「流れの旅路」の市川春代、「二人の母」の植村謙二郎、その他、徳川夢声、三木のり平、戦前童謡歌手だった杉山道子、コロムビアの柴田つる子、青木光一などが助演する。

ストーリー

かつて日本選手権保持者だった競輪選手新井敬吉もこのごろは連戦連敗、遂に資格取消さえ宣告される不運さに、打ちしおれ返って、おきまりの都落ち--。しかし落ちゆく先の故郷では競輪場が開設され、妻と息子は彼の晴れ姿を見んものとはしゃいでいた。窮した敬吉は車券を買って却って無一文となり、旧知の落した金を賞金と称して妻子をごまかそうとする。が、留守中訪れた叔父寛太郎の話で妻子はすべてを知っていた。妻や叔父の説得で電報配達人に就職しかかったものの、かつてのチャンピオンの誇りがどうしても配達人用の自転車にまたがらせない。ふらふらと競輪場へ舞い戻ったところを競輪ゴロ権田一味にみつけられ、八百長レースを強いられる。あわや一枚加わろうとした途端、愛児の輪禍が伝えられた。まんじりともせぬ一夜を経て、ようやく生色蘇った息子の枕頭に、彼はきっぱりと正業--電報配達人に就職することを誓った。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1952年11月27日
上映時間
64分
製作会社
新東宝


[c]キネマ旬報社