トコ春じゃもの:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
トコ春じゃもの
トコ春じゃもの
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トコ春じゃもの

1953年3月19日公開、75分
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「抱擁(1953)」の八住利雄が脚本を書き、「彼女の特ダネ」の仲木繁夫が監督に当っている。撮影は「乾杯!東京娘」の長井信一。出演者の主なものは、「新婚のろけ節」の船越英二、小川虎之助、久保幸江、「銭形平次捕物控 からくり屋敷」の丹下キヨ子、内海突破、「凸凹太閤記」の伏見和子、「流賊黒馬隊 月下の対決」の長谷川裕見子などである。

ストーリー

古風な床屋「床春」の主人金造と、表通りのモダンな理髪店「バーバア・シャルム」の社長銀作とは昔の相弟子であったが、主家の娘を争って金造が見事勝利を得て以来、反目を続けていた。金造の妻はなくなったがその一人娘はる子と、銀作の一人息子一郎とは、これ又親たちにおとらぬ喧嘩相手であった。はる子に気のある土建屋津田沼は金造が競馬で大切な店の改築資金をすったのにつけ入って金を貸してやった。金造はその金を又もや競馬で使い果したが、そこが津田沼のつけ目で、貸金をたてにはる子との結婚を強行すると共に、銀作の支店として床春の店を売収してしまうつもりであった。しかし仲の悪いように見えたはる子と一郎とは実は心の底では愛し合っていたので、ふとしたことから二人は固く結ばれることになった。ところが両方の父は大反対、銀作は舞踊家の水野まゆみを一郎の嫁にと主張、津田沼からの強談判に、はる子は書置を残して家出してしまった。一郎はそのはる子のあとを迫つてこれ又家出、二人して伊豆の海岸をさまよって心中しようとした。一方金造と銀作は、子供らの家出をお互いの責任になすりつけ合って喧嘩のあげく、ひょんなことから昔を思い出してすっかり仲なおりをした。そこへ津田沼が床春の店をとりこわしにかかっているとの急報。かけつけて見ると心中をしそこなった一郎たちも帰っていて、一郎得意のレスリングの腕前で津田沼一味をさんざんにやっつけているところだった。

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作品データ

製作年
1953年
製作国
日本
初公開日
1953年3月19日
上映時間
75分
製作会社
大映東京


[c]キネマ旬報社