母と娘(1953):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
母と娘(1953)
母と娘(1953)
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母と娘(1953)

1953年5月27日公開、80分
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製作は「安五郎出世」の田中友幸、原作は文芸春秋掲載の源氏鶏太の小説「後妻の話」で、「妻」の井手俊郎が脚本を書いている。監督は「思春期」の丸山誠治、撮影は「抱擁(1953)」の飯村正。出演者の主なものは、「娘の晴着」の水谷八重子、「ひまわり娘」の有馬稲子、「夜の終り」の藤原釜足と本間文子、坪内美子、「プーサン」の小林桂樹と山本廉、「恋人のいる街」の青山京子などである。

ストーリー

お多江さんは戦争未亡人になり小料理屋に働くうち、大工の棟梁、磯吉に後妻にのぞまれ、下宿の立退きも迫られるので磯吉の家へはいった。驚いたことに娘二人というのが男女とりまぜ五人の子供がいた。その上耳が不自由なお祖母さんまで親類からやって来た。長女昌子は二十歳になり、お多江さんはよい結婚をさせてやりたいと婿探しに一生懸命、一度見合いをさせたが失敗だった。昌子もいやだというが向うからもことわって来た。不良の長男信夫のせいだという。そんな長男がいたこともお多江さんには初耳だった。たが信夫は堅気になり妻も子も出来ていると知って一安心した。磯吉が祝儀の上前をはねたというので鳶職の藤三たちに殴り込まれるが、藤三の息子孝夫はその翌日果物篭を持ってあやまりに来た。孝夫は昌子が好きなのである。昌子も孝夫か嫌いじゃないと知ってお多江さんはこの二人を結婚させた。次に次女の雪子が会社で知り合った男の友達早川に逢ってくれという。お多江さんはこの狭つ苦しい家へ呼んで何もかも知って貰ってから真面目に交際するんだねといって次の日曜日、一家そろって早川を迎えることになった。その日お多江さんは隅田川を渡って信夫一家も迎えに行ってやるのだった。

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作品データ

製作年
1953年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1953年5月27日
上映時間
80分
製作会社
東宝


[c]キネマ旬報社