鬼伏せ街道:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
鬼伏せ街道
鬼伏せ街道
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鬼伏せ街道

1953年11月3日公開、96分、時代劇
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「日輪」の比佐芳武のシナリオを「山を守る兄弟」の松田定次が監督している。撮影も「山を守る兄弟」の川崎新太郎。出演者は「日輪」の片岡千恵蔵、月形龍之介、宇治みさ子、原健策、「急襲桶狭間」の山根寿子、「風雲八万騎」の薄田研二などである。

ストーリー

江戸で評判の義賊鼠小僧次郎吉がぷっつり姿を消した。自分の盗みのため遊女に身を落さねばならなくなった娘お小夜を救う悲願を立て、名もつばくろの藤太郎と替えて中仙道に草鞋をはいたのだ。後を追って江戸二長町の名岡ッ引政五郎と乾分半次も旅立った。藤太郎か先ず草鞋をぬいだ大判屋金兵衛は十手を預る身の癖に悪業の限りを尽し、今宵も清兵衛の娘お時に眼を付けて清兵衛にイカサマばくちで借財を負わせた。藤太郎は金兵衛から盗み返して清兵衛を救うが、その手口が鼠小僧の仕業と感ずかれ捕手に追われた。危い所を小判屋の売れっ子おたかにかくまわれた彼は、何故かおたかが忘れられず再び小判屋へ上った。おたかは尋ねるお小夜だった。藤太郎はすべてを詑びるが、その時金兵衛の指し金で盗み聞きしていた銭八は、次郎吉が自分の子である事に驚いた。金兵衛はおたかの身請け金に大金をふっかけた。藤太郎が盗むのを網を張って待とうと云うのだ。藤太郎は銭八から貰った金を差し出し、政五郎も自分がくれてやった金だと証言するので、困った金兵衛は無理やり藤太郎を捕えようとし、前に藤太郎に助けられた事のある彌吉が身替りになった。金兵衛は尚もおたかを土地の代官に渡そうとするので、遂に怒った次郎吉は腰の長脇差を抜いた。明くれば、からりと晴れた中仙道を、藤太郎とおたかの夫婦気取りの楽しい旅姿が遠ざかって行く。

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作品データ

製作年
1953年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1953年11月3日
上映時間
96分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


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