家庭の事情 馬ッ鹿じゃなかろうかの巻:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
家庭の事情 馬ッ鹿じゃなかろうかの巻
家庭の事情 馬ッ鹿じゃなかろうかの巻
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家庭の事情 馬ッ鹿じゃなかろうかの巻

1954年3月17日公開、46分、コメディ
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宝塚がトニー谷(この恋!五千万円)を主演に連続製作を企画しているコメディ、トニー・シリーズの第一作。三木鮎郎の原作を「花祭底抜け千一夜」の賀集院太郎が脚色し、「若夫婦は朝寝坊」の小田基義が監督している。撮影は「暖風」の藤洋三、美術は「鞍馬天狗斬り込む」の西七郎。助演は伊吹友木子、NDTの重山規子、「学生五人男」の柳谷寛などである。

ストーリー

戸仁井は月賦建物会社のセールスマンで、社のタイピスト春子さんと恋仲だが、住む家がなくて結婚できない。じれた春子は「生活力のある人ならお爺さんでもいい」と言出すので、戸仁井は気が気ではない。ある日、出勤の途中、電車の中でスリを発見したのが仇となり、目付の悪い連中に公園に連込まれ、シャツとパンツを残して身ぐるみはがれた。一計を案じてマラソンの練習よろしく走出すと、知らぬまに本物のマラソンの列に加わる。盗んだ服を着たスリを見つけて懸命に力走したら、新記録で一着と認められ、その賞として家を一軒貰った。喜び勇んで行ってみると、前の住人は立退かず、しかも近々そこを車が通る事になっており、大騒ぎである。ヤケになった戸仁井は「家の真中を電車を通せ」という。所がその言葉通り、戸仁井の住宅の中央を車が走ることになり、神経衰弱になった二人は、自殺を覚悟して線路に体を横えた。折しも電車はストで運転中止、二人の自殺は失敗した。最後の妙案、それは戸仁井が電車の運転手となり、自宅の中央で車をとめ、春子は甲斐甲斐しく駅弁を客に売りつけることだった。

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作品データ

製作年
1954年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1954年3月17日
上映時間
46分
製作会社
宝塚
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社