水着の花嫁:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
水着の花嫁
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水着の花嫁

1954年7月5日公開、89分
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「女心はひと筋に」のコムビで、八田尚之のオリジナル脚本を杉江敏男(芸者小夏)が監督、撮影、音楽も同じく完倉泰一、松井八郎が夫々担当する。出演者は「風立ちぬ(1954)」の池部良、宝塚の寿美花代、「腰抜け狂騒曲」の柳家金語楼、「女の暦」の花井蘭子、「坊ちゃん社員 前篇」の河内桃子などである。

ストーリー

料亭「八百重」の主人重兵衛と妻君の加代は、よく出来た似合いの夫婦であった。ある日、財閥会社の会長岩村総左衛門から娘の勝子を岩村の甥中河敬介の嫁に欲しいと頼まれ、重兵衛は驚くやら喜ぶやらでその写真を打ち眺める。当の勝子は、女子水泳選手権を数日后に控えて伊東の温泉プールで練習に余念がなく、父親が長距離電話によって縁談の話をしても相手にしない。たまりかねた重兵衛は、遂に伊東迄出張に及び、写真を見せながらこんないい縁談はないと迫ったが、勝子は自分には意中の人がいるときっぱり断った。それは、かつて女子大生の頃、彼女が電車の中で出会った大学生のことだった。その后一度ナイターの帰途出会い、それから会ったこともないのだが、その人のことは胸中を去らなかったのである。ところが、その男こそ財閥会社会長岩村の甥中河敬介であった。彼も又勝子のことが忘れられず、アメリカ留学を二週間後にして八百重の娘と判った勝子に結婚を申し込んだのだが、先方の意外な返事にショゲかえった。だが同僚に誘われて伊東へ行った彼は、勝子の居所を問い合わせて会いに来た。再合を喜ぶ二人、だが話がどうもチグハグである。勝子にふられたと信じた敬介は、愈々渡米を前に、送別会でも、日本に未練はないなどと云っているが、その翌日総左衛門家で、彼が見合写真を他の甥の写真と間違えて渡したことを知った。勝子が見た写真は敬介のものではなかった。選手権の当日、勝子は真の結婚の相手が敬介で、而も渡米直前であることを知ったが、敬介も彼女に会いにプールに駈けつけるのであった。

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作品データ

製作年
1954年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1954年7月5日
上映時間
89分
製作会社
東宝


[c]キネマ旬報社