若き日は悲し:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
若き日は悲し
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若き日は悲し

1954年9月29日公開、97分
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「別離」の中村定郎が岩間監督と共同で脚本を書き、岩間鶴夫が「伝七捕物帖 刺青女難」に次いで監督する。撮影は「三つの愛」の井上晴二、音楽は「君に誓いし」の万城目正。「君に誓いし」の石浜朗と「八百屋お七 ふり袖月夜」の美空ひばりが共演し「青春前期」の山田真二、「螢草」の菅佐原英一、「若旦那と踊子」の太田千恵子が助演するほか、三木隆、故里弥生、徳大寺伸、荻田洋巳、東山千栄子、斎藤達雄、沢村貞子らが出演する。

ストーリー

地方の或る港町に若草会と呼ばれる若人たちの集りがあった。会長の織田をはじめ、副会長の園田一郎、その妹で音楽すきの恵子、恵子と同じ高校生の天野幸子、その兄で東京の大学に行っている一郎の親友正二、そのほか陣出、中原、塩原、夏子、トミ子、丸目らの会員は、町を明るくし、自分たちの成長のため熱心に会合していた。一郎の家は牛乳屋で、父と恵子の三人ぐらしだが、商売は面白くなく、音楽学校へ行きたいという恵子の望みも満たされそうにはなかった。正二の父は回漕店を営み、恵まれた豊かな暮しである。正二は恵子が好きだった。そして正二の父のはからいで二人は結婚することになった。恵子は音楽学校へ行かして貰えることになって大喜びである。だが宗一と一郎の心は暗かった。というのは一郎は宗一の知人の子供で、宗一は将来彼女と一郎を結婚させたいと思っていたからである。若草会の会員たちは或る日、自殺しようとした藤川京子を助けたが、その日、恵子も一郎が真の兄でない事を知った。正二も恵子も悩んだ。ひそかに恵子を愛していた一郎も苦しんだ。正二は酒に溺れ、不良の仲間と交際するようになった。一郎は兄として恵子と正二の仲を結ぼうと努力した。彼は正二の身がわりになって不良達と渡り合い、殺されてしまった。恵子は残された一郎の日記を前に泣き崩れた。

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作品データ

製作年
1954年
製作国
日本
初公開日
1954年9月29日
上映時間
97分
製作会社
松竹大船


[c]キネマ旬報社