継母:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
継母
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継母

1954年10月26日公開、109分
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婦人倶楽部連載の小説を「日本敗れず」の館岡謙之助が脚色し、「水戸黄門漫遊記 地獄極楽大騒ぎ」の伊賀山正徳が監督、気賀靖吾が久しぶりで撮影に当る。音楽は「二十四の瞳(1954)」の木下忠司の担当。「人生劇場 望郷篇 三州吉良港」の折原啓子、「神風特攻隊」の宇佐美諄、船山汎、田代百合子、「日本敗れず」の高田稔、「母の初恋」の三宅邦子、「水戸黄門漫遊記 地獄極楽大騒ぎ」の月丘千秋らが出演する。

ストーリー

技師志賀邦彦の妻康子は恵利子、保夫、喜美子の三子を残し、ピアニスト天城鋼平のもとに走った。志賀は若い未亡人島崎和子を後妻に迎え、子供たちとの仲も睦じかった。恵利子は資産家の息子古野喬弘を愛し、彼の妹由紀子を天城の門下にした。康子は子供たちには愛着があったので、これを機に子供たちの心をひきつけようとする。和子は恵利子の為に喬弘の素行調査を頼んだが、彼の行状は芳しくなかった。然しこれに反撥した恵利子は却って康子に近づき、喜美子まで連れて実母の家に行ってしまう。以前からつきまとう前夫の弟勝男のことで邦彦にまで疑われた和子は、志賀家を去って友人篠原光枝のアパートにかくれる。だが幼い保夫と喜美子は彼女を慕ってアパートを訪れたので、彼女の心は喜びに溢れた。そのころ喬弘は恵利子を裏切って元侯爵の令嬢西条雅枝と結婚する事になった。激怒した恵利子は喬弘を突刺して、自殺の場所を求めて軽井沢へ行く。幸い喬弘の傷は浅く、悔悟した彼は事件を内密にした。恵利子が火口についた時、後を追った和子は、激しく愛の平手打ちを食わせた。恵利子は継母和子の胸にとりすがって泣いた。

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作品データ

製作年
1954年
製作国
日本
初公開日
1954年10月26日
上映時間
109分
製作会社
東映東京


[c]キネマ旬報社