花のゆくえ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
花のゆくえ
花のゆくえ
-

花のゆくえ

1955年4月24日公開、99分
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

阿木翁助原作のKR連続放送劇を「楊貴妃」の成澤昌茂が脚色し、「学生心中」の森永健次郎が監督に、「明日の幸福」の三村明が撮影に当る。主なる出演者は「坊っちゃん記者」の津島恵子、日活入社第一回「めくら狼(1955)」の新珠三千代、「湯の町椿」の若原雅夫、「ここに泉あり」の岡田英次のほか、伊藤雄之助、金子信雄、東恵美子など。

ストーリー

水島信子は同窓生橋本和枝と数年ぶりで再会した。和枝は身寄りもなく自活しており、白浜課長の暖い愛情を拒めないとの話に信子は和枝を家に引きとった。信子の恋人山岡昭二は和枝の美貌にひかれ、いつか心は和枝の許へ移った。昭二は職を求める和枝を母美智子の白菊縫物教室に勤めさせた。和枝と昭二の間を知らぬ信子の母さかえは変らぬ愛情を和枝に注いだが、事実を知ると激しく和枝をのゝしった。信子は愛する昭二を諦めようとし、二人の幸せを希ったが和枝は手紙を残して水島家を去った。白浜が持って来た退職金を生活費とし、和枝は下宿したが、その主人森山夫妻は金を目当てに彼女を飲屋へ売ろうとした。やっと算盤塾の先生の職を得落着いた時、信子の事で秘書から現場へ廻された昭二と遇った。和枝に心ひかれる昭二の訪問に噂が拡まり、和枝は逃れる様に同窓のきぬ子が居る犬吠崎へ旅立った。信子は親の為にと河原雄二と結婚したが、愛情のない生活と父の事業の失敗以来冷い夫に堪えきれず和枝の後を追った。きぬ子に暖く迎えられ和枝は、きぬ子の義弟浩と愛しあうようになったが、浩は胸を病み入院しなければならなくなった。然し初めて真の愛情に目覚めた和枝はいつまでも彼を待つと固く約束した。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Whither Happiness
製作年
1955年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1955年4月24日
上映時間
99分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社