怪盗と判官:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
怪盗と判官
怪盗と判官
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怪盗と判官

1955年12月7日公開、86分、時代劇
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「ブルーバ」の小国英雄の脚本を「いろは囃子」の加戸敏が監督、「鬼斬り若様」の今井ひろしが撮影を担当した。主なる出演者は「いろは囃子」の市川雷蔵、「悪太郎売出す」の勝新太郎、阿井美千子、市川小太夫、「薩摩飛脚 前篇(1955)」の長谷川裕見子、「青銅の基督」の堺駿二、新人清水谷薫など。

ストーリー

泥棒の鼡小僧は悪事が過ぎて江戸にいられなくなり旅に出ることになった。遠山金四郎も家督を弟に譲るため江戸を出奔することになった。二人は箱根山中の茶店で、折から膝栗毛最中の弥次郎兵衛、喜多八とそれぞれ笠を取りちがえたことから一緒に旅をする破目になった。次郎吉の後を追っているのは彼にほれている道中師おれんと、もう一人江戸の目明し伝七であった。金四郎は伝七が自分を追っているものと感ちがいしていた。二人は宿にも泊れず、野宿をするうちに腹が減って旅芸人甚兵衛の一座に転りこんだ。ある宿場町で小屋をかけると、その土地の顔役、藤五郎が一座の娘お雪に懸想し、姉さん株のお蔦もろともさらって行った。二人は別々に行動してお雪とお蔦を救った。二人はそれでもまだ、お互いが怪盗と未来の判官であることを知らなかった。お雪は弟の三郎と彦根在にいるという母に会いに行く身、北陸路に向う一座とは近江で別れることとなった。だが姉弟の母親はすでに信州に引越した後だった。落胆する姉弟を連れて次郎吉は江戸に、金四郎は京都に向った。彼等は半年後の満月の夜、江戸での再会を約して別れた。京都の伯父の家に行った金四郎は、江戸の父の重体を知らされ急いで江戸に帰った。伝七やおれんもまた江戸に向った。江戸では鼡小僧を名乗る怪盗が殺人強盗をやっていた。本物の次郎吉は偽者を捕えようと苦心した。今は奉行となった金四郎もまた同じく怪盗捕縛に腐心した。約束の満月の夜大捕陣がひかれ、二人は意外な再会をしたが、同時に次郎吉は捕えられた。やがてお白州が開かれ、名奉行遠山金四郎の口から、意外や兇悪な怪盗は目明し伝七であることが判明した。

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作品データ

原題
Judge and Thief
製作年
1955年
製作国
日本
初公開日
1955年12月7日
上映時間
86分
製作会社
大映京都
ジャンル
時代劇


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