二等兵物語 女と兵隊・蚤と兵隊|MOVIE WALKER PRESS
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二等兵物語 女と兵隊・蚤と兵隊

1955年11月15日公開,95分
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梁取三義の小説を「母笛子笛」の舟橋和郎と「お役者小僧 江戸千両幟」の共同脚色者の一人、安田重夫とが共同脚色し、同じく「お役者小僧 江戸千両幟」のコンビ福田晴一が監督、片岡清が撮影を担当した。主なる出演者は「おんな大学」の伴淳三郎、関千恵子、「若き日の千葉周作」の花菱アチャコ、「柔道開眼」の宮城野由美子、「絵島生島」の山路義人、「燃ゆる限り」の幾野道子など。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

終戦も間近い昭和二十年六月、古川凡作は令状を受けて入営する朝、急な神経痛の発作で足腰が立たなくなった。乳母車で入営した発明心に富む凡作は、「不髄の身が乳母車で入営」と思わぬ英雄扱いを受けた。新聞でこれを読んだ初瀬悦子という女性が感激のあまり、慰問に来てくれ、凡作は有頂天だった。だが、軍隊生活は正気の沙汰とは思われないほど厳しい。ある夜、こっそり悦子と逢った凡作は弾薬庫の近くで、うっかり煙草の吸殻をこぼれた石油の中に捨て、やっとのことで消しとめたが、駈けつけた隊長の若林から殊勲甲と激賞され、従卒に抜擢された。役目は隊長と妾マリとの連絡係である。だがへマをやったばかりに、隊長の奥さんからマリと結婚しろと迫られた。凡作は親友柳田二等兵の親子愛に持前の義侠を発揮して、柳田の招集解除を交換条件にマリと式をあげた。ところが、隊長は言を左右にして約束を果たさず、金鵄勲章でごまかしてしまった。凡作は悦子の誤解をとくため、女装して軍需工場へ潜り込むがスパイ容疑で憲兵につかまり、本物の八路軍のスパイが現れるまで赦されなかった。やがて終戦の日、若林隊は大混乱に陥り、隊長以下古参兵たちがあさましくも物資を奪い合うのを見るや、怒りに燃えた凡作は銃で脅かして、全員を整列させた。そして、日頃のウップンを思い切り晴らしたうえ、彼らに反省を求めた。一同の心にも凡作の熱意は通じ、全員は一つ心になって泣いた。復員の日、迎えに来た悦子と柳田の息子に「これから何の発明をするの」と訊かれた凡作は、「いつまでも平和がつづく機械を作るのだ」と昂然と答えた。

作品データ

原題
Story of Second Class Private
製作年
1955年
製作国
日本
配給
松竹
上映時間
95分

[c]キネマ旬報社

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