死の十字路:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
死の十字路
死の十字路
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死の十字路

1956年3月14日公開、100分、サスペンス・ミステリー
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江戸川乱歩の原作を渡辺剣次が脚色し、「裏町のお転婆娘」の井上梅次が監督、「銀心中」の伊藤武夫が撮影を担当した。主なる出演者は「ビルマの竪琴(1956)」の三國連太郎、「風船」の新珠三千代、芦川いづみ、「赤ちゃん特急」の大坂志郎(二役)、「第8監房」の三島耕、「極楽剣法」の安部徹、俳優座の山岡久乃など。

ストーリー

伊勢商事社長伊勢省吾は愛人晴美と密会中を妻の友子に発見された。晴美を殺そうとする友子を省吾は誤って殺してしまった。死体は近々水入れを行うことになっている藤瀬ダムに捨てることにした。商業美術家の真下幸彦はバー「桃色」で恋人の芳江の兄良介に芳江との結婚の承諾を求めたことから争いとなり、幸彦になぐられた良介は「桃色」を出て附近の十字路迄行き、友子の死体運搬中交通事故でそこに止っていた省吾の自動車に乗りこむと同時に脳出血で死んだ。省吾は友子殺害のばれるのを恐れ二つの死体をダムの古井戸に捨てた。捨てる直前彼は友子の靴が片方なくなっているのに気がついた。省吾は妻の、芳江は兄良介の捜索願いを警察に出した。前者は計画的に、後者は本気で。ある日芳江は街で良介に瓜二つの悪辣な私立探偵南に会った。南は芳江から良介失踪の話をきき捜索することを約した。南は警視庁に行き友人の花田警部に会い、友子が良介と同じ日に失綜していることを知った。更に幸彦に会い、良介が消えたと思われる例の十字路に行くと、当夜良介の姿を見た街娼マリ子に会った。彼女の口から良介が乗りこんだ自動車が省吾のものであることも判った。南は一人で活動し、友子が失ったと思われる靴の偽物をもって省吾を脅迫し口止料に一千万円出せといった。省吾は南を連れ出して殺した。ところが花田警部達もこの事件をひそかに調べていた。省吾が友子の死体を運び出す時に落した友子の靴の片方を見つけ出すと省吾を犯人容疑者として逮捕にやって来た。観念した省吾は晴美に電話をかけながらピストル自殺をした。晴美も自分のアパートの窓から飛び下りて死んだ。

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作品データ

原題
Crossroad
製作年
1956年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1956年3月14日
上映時間
100分
製作会社
日活
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社