水戸黄門漫遊記 怪力類人猿:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
水戸黄門漫遊記 怪力類人猿
水戸黄門漫遊記 怪力類人猿
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水戸黄門漫遊記 怪力類人猿

1956年3月26日公開、66分、時代劇
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五都宮章人の原案により「水戸黄門漫遊記 幽霊城の佝僂男」の尾形十三雄が脚本を書き、「ほまれの美丈夫」のコンビ、伊賀山正徳が監督、杉田正二が撮影を担当した。主なる出演者は、「続源義経」の月形竜之介、千原しのぶ、「快剣士・笑いの面」の加賀邦男、「剣豪二刀流」の片岡栄二郎、「旗本退屈男 謎の決闘状」の月形哲之介、「続々獅子丸一平」の喜多川千鶴など。

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ストーリー

諸国漫遊の途中、房州銚子に来た黄門、助さん、格さん、お蝶の一行は、若い女の惨死体が悲鳴とともに次々と増えるという奇妙な事件にぶつかった。裸女の背についた巨大な爪跡に黄門は小首をかしげるが折しも港の方に鋭い悲鳴が上った。駈けつけた一行は不思議な怪獣を見つけ後を追って巨船に乗込んだが船底に閉じ込められ、船はそのまま出てしまった。この船は紀州藩用船で、文左衛門や怪しい笛を吹くお浪などが乗込み一行を幕府の隠密として怪物南蛮渡来のゴリラの餌食にしようとした。ゴリラは格さんの空手チョップで退散したが一行は火薬樽に詰められ海中へ投げられた。爆音轟然、樽は四散、危いところを土地の若者佐吉に助けられ、ようよう宇都宮に着いた。ここで黄門は城中に忍び入らせた格さんとお蝶から容易ならぬことを聞いた。紀州貞光を擁する本田上野介が将軍日光参詣を機にゴリラ上覧を餌にして宇都宮城に将軍を封じ、暗殺しようというのである。ゴリラを笛で操るお浪は福島正則の遺児、文左衛門は旧家臣でこれを機会に家名再興を計画していた。急速、将軍に会った黄門は参詣の中止を忠告したが威信にかかわると強行された。日光街道で文左衛門らは南蛮渡来の巨砲を将軍一行に浴せたが意外、駕の中はカラ、事破れたと知った上野介は陰謀の洩れるのを防ぐため文左衛門一味を射殺、お浪だけは危いところを黄門に救われた。鉄砲の包囲に今や絶体絶命の将軍一行はお浪の笛に操られたゴリラの怪腕に危機を脱し、上野介は黄門の刃に伏した。日本晴の街道をお浪のじっと見送るうちに一行は行く。そのお浪をやがて格さんが迎えに来るはずだ。

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作品データ

原題
Travels of Lord Mito Pt.7
製作年
1956年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1956年3月26日
上映時間
66分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社