笑いの魔術師:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
笑いの魔術師
笑いの魔術師
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笑いの魔術師

1956年6月14日公開、57分、コメディ
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「鼻の六兵衛」に続く、喜劇シリーズの一篇。南平治の原案を「鼻の六兵衛」の中田竜雄が岡田豊と共同で脚本化し、同じく「鼻の六兵衛」の津田不二夫が監督、福島宏が撮影を担当した。主な出演者は「お父さんはお人好し かくし子騒動」の堺駿二、「お父さんはお人好し 産児無制限」の川田晴久、「大当り男一代」の益田キートン、「忍術武者修業」のトニー谷、「無敵の空手! チョップ先生」の藤里まゆみなど。

ストーリー

田舎廻りの魔術師天夢一座をクビになって東京に出て来た三平と京吉は知人の赤木の世話で山名貿易の掃除夫となった。天夢の娘君子も病に倒れた父親の治療費五万円を作るため続いて上京、三人は一緒に暮すことになった。山名ビルの窓掃除をしていた三平と京吉は与太者パイプの健が山名貿易の共同経営者岩村を殺したのを見て黒川支配人に届け出た。健を使って岩村を殺し、その罪を社長の山名に塗りつけて会社乗取りを企てていた黒川は五万円で二人を買収しようとした。一時は君子のために買収に応じようとした二人も山名が無実の罪で逮捕されたのを知るや猛然として健の追跡を始めた。三平は健をアドバルンの上に追い詰めたが、綱が切れてアドバルンは泳ぎ出した。健に逃げられた二人はアルサロ共和国視察団一行にまぎれ込んでしまった。空路共和国に到着した二人は健が変装して視察団に入っているのを知りまたまた追跡につぐ追跡の大活劇が始まった。遂に健を捕えたところで三平は意識をとり戻した。アルサロ共和国視察のことはアドバルンとともに墜落して気を失った三平の夢であった。しかしともかく健は逮捕され黒川支配人の奸策は暴露された。やがて天夢の病気がなおり、一座の野外興行が行われた。ステージの大砲が打ち出され大空にひらいた落下傘のブランコには三平と君子が仲よく並んで腰かけ、見守る人の中に釈放された山名社長の姿があった。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
初公開日
1956年6月14日
上映時間
57分
製作会社
東映東京
ジャンル
コメディ


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