青春の音:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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青春の音
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青春の音

1956年7月6日公開,97分
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まどか・グループが「花ひらく(1955)」に続いて発表する第二回作品。現代男女学生の生態の種々相を描く。魚住大二(「道(1956)」)原案から「雪崩(1956)」の山形雄策が脚本を執筆し、「野口英世の少年時代」の関川秀雄が監督した。撮影は「道(1956)」の仲沢半次郎が担当している。主な出演者は「女の足あと」の佐田啓二、「泉」でデビューした電通の新人渡辺文雄、「楽天夫人」の片山明彦、小林トシ子、佐野周二、「ある夜ふたたび」の若山セツ子、「伝七捕物帖 女狐駕篭」の草笛光子、「人妻椿 (前後篇)(1956)」の七浦弘子など。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

杉本と小沼は同郷の親友で二人とも城北大学の学生である。杉本はバスケットの花形選手で目前に迫った就職にも、東亜鉄鋼と大正物産の両社から望まれ何の苦労もなかった。しかし両親を失いアルバイトで学生生活を続ける小沼の就職は難しく、洋裁店に勤める妹のはるえにまで心配をかけていた。小沼は藤原助教授のゼミナールに属していたが、同じゼミには、アルバイトサロンに働く克子や、東亜鉄鋼社長の令息早見などがいた。克子は、ある日、早見から小沼が東亜鉄鋼に採用されるという情報を聞いた。早速、杉本の下宿で小沼の就職祝のパーティが開かれた。だが、その夜、小沼が受取ったのは不採用の通知だった。自信を失った小沼は、大正物産も不合格となり、暗い淵に落込んで行った。心配した杉本は、先輩の大正物産の専務島村に小沼の就職を頼んだ。杉本の熱情が通じ島村は、杉本が育英大学との対抗試合に勝ったら小沼も一緒に入社させると約束した。試合の前日、杉本の母くらが上京したが、息子とはるえの結婚も考えているらしかった。その夜、はるえは兄の就職を頼みたい一心で早見に誘われ克子の勤める店に行った。一方、杉本もはるえの外出を知って心配の余り彼女を探しに克子の許へ急いだが、途中、泥酔した小沼に出逢った。二人は酒場の中に入ったが、早見と酒を飲むはるえを見た小沼は、早見に躍りかかり、それを押えようとした杉本は、大事な腕を折ってしまった。翌日の試合に、杉本は負傷の身で奮戦、育英大学を破ったが、その腕は二度と使えなくなった。不具な腕に会社は用がない。入社を断られ、責任を感じて小沼は自殺した。学友たちの友情で小沼のお通夜が営まれた。小沼はなぜ死んだのか。力強く生きねばならない。涙とともに、学生たちの声は、友情と青春に溢れた勇気の歌声に高まって行った。

作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
松竹
上映時間
97分
製作会社
まどか・グループ

[c]キネマ旬報社

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