泣き笑い土俵入り:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
泣き笑い土俵入り
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泣き笑い土俵入り

1956年6月28日公開、60分、コメディ
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旗一平の原案から海野太郎が脚本を書き「権三と助十 かごや太平記」のコンビ、斉藤寅次郎と福島宏が、監督、撮影をそれぞれ担当した“喜劇シリーズ”の姉妹篇。主な出演者は「権三と助十 かごや太平記」の花菱アチャコ、星美智子、初音礼子、益田キートン、「竜巻三四郎」の月丘千秋、「若さま侍捕物帳 魔の死美人屋敷」の山茶花究など。

ストーリー

胡蝶屋幸右衛門は傾いた家運再興のため温泉場を開こうと八五郎を土地の下見にやった。ところが温泉は全くのインチキと判り地主の大黒屋に詰問したが、逆に因縁をつけられ、その土地を買わされてしまった。幸右衛門にはお春という年頃の娘があったが大黒屋は、このお春に目をつけていた。ある日、お春は、踊りの師匠で大黒屋の情婦のお仲に伴われ鷲ヶ嶽巡業の宴に招かれたが、手ごめにしようとする大黒屋に狙われ、危うく八五郎に救われた。だが運悪く八五郎は贋金造りの犯人に間違えられ、幸右衛門も共犯として投獄されてしまった。お春は芸者に身売を覚悟で保釈金を都合し、二人を牢から出してやったが、その帰途、インチキ温泉の釜焚きをしていた松太郎と数年ぶりに出逢った。松太郎は今や梅の花という人気力士に出世の身分だが、幸左衛門にひいきされる梅の花を憎むのは大黒屋だった。鷲ヶ嶽との決戦を前に、何かと梅の花にケチをつける大黒屋に対抗して、幸右衛門は、お春が身を沈めて作った金で江戸一番の化粧回しを注文したが、お春を思う哀しみに、その夜首吊りをはかり、八五郎の機転で死を免れるや、翌日から餅屋を開業、人が変ったように働き出した。一方大黒屋は、鷲ヶ嶽と梅の花の対戦を明日に控え、千両箱を賭けて、この勝負で一儲けしようと企て、しかも梅の花を弱らせるため、子分を使って怪しげな薬を飲ませようとしていた。ところが薬を飲んだのは鷲ヶ嶽、軍配は梅の花に上った。慌てたのは大黒屋、贋金造りの一切がばれて捕手の縄目にかかる。不振の幸右衛門の店は、梅の花の応援で忽ち力餅は売切れ、江戸一の大繁昌ぶり。梅の花とお春の顔は希望に燃えて明るかった。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
初公開日
1956年6月28日
上映時間
60分
製作会社
東映東京
ジャンル
コメディ


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