水戸黄門漫遊記 人喰い狒々:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
水戸黄門漫遊記 人喰い狒々
水戸黄門漫遊記 人喰い狒々
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水戸黄門漫遊記 人喰い狒々

1956年8月15日公開、61分、時代劇/サスペンス・ミステリー
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お馴染み黄門さん一行がスリルとサスペンスの中に描く、“水戸黄門漫遊記”シリーズ第九話。脚本は「水戸黄門漫遊記 怪力類人猿」の尾形十三雄「水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞」に次いで伊賀山正光が監督、杉田正二が撮影を担当。前作に引続いて月形龍之介、月形哲之介、加賀邦男、千原しのぶ、月丘千秋、若水美子、丘さとみ、七条友里子などが出演する。

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ストーリー

怪猫騒ぎも一段落。信州七日市へ足をのばした黄門さんの一行は、甲武信権現の怒りを鎮めため若い娘が生贄にされ、白羽の矢がたった家で娘を差出さないと家族全部が惨殺されるというとんでもない話を聞く。一行が泊った茗荷屋の娘に矢が立ったのを幸い、黄門さんは主人宗右衛門を説き伏せ、花嫁衣裳で身替りになった。だが甲武信権現に到着した黄門さん一行には何の異変も訪れず帰ってくると宗右衛門一家が惨殺されている。一方、甲武信嶽の洞窟では天幻教の教祖お源と城主前田丹波守の家臣棚倉重四郎らが密議をこらしていた。丹波守は将軍家の連枝で黄門の養子に当る高い身分だが天刑病に犯され、熱愛する千草姫からも結婚を拒まれていた。その心情を察した重四郎はお源の天幻教に資金を供し、その代償として、邪教の隆盛を計るお源が権現の名をかたって取った生贄である若い娘の生胆を、天刑病の妙薬として主君に服用させていたのだった。丹波守は勿論、これを知る由もない。一味に捕われている茗荷屋の娘お春を救った黄門さんは、従わぬ者を大狒々のタローを使って惨殺していたお源の所状を知り、城中で丹波守と対決。総てを知った丹波守は仏門に入ると誓うが折も折、千草姫に白羽の矢が立つ。黄門さんはお蝶を身替りに甲武信獄へ乗り込む。丹波守はその身を恥じて谷に身を投げ、重四郎は切腹、大暴れする狒々も黄門さんに倒され、お源一味もここに全滅した。

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作品データ

原題
Travels of Lord Mito Pt.9
製作年
1956年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1956年8月15日
上映時間
61分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社