アチャコ行状記 嫁取り試験:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
アチャコ行状記 嫁取り試験
アチャコ行状記 嫁取り試験
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アチャコ行状記 嫁取り試験

1956年12月19日公開、58分、恋愛
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老下男アチャコが若旦那の縁談を廻り演ずるお笑い騒動。館直志の“怒るおつるさんと笑うおばはん”より、「お初の片恋」の若尾徳平が脚色、「金語楼のお巡りさん」の青柳信雄が監督、同じく西垣六郎が撮影を担当する。主な出演は、「恋すれど恋すれど物語」の花菱アチャコ、「お初の片恋」の扇千景、「遠山金さん捕物控 影に居た男」の本郷秀雄、「ロマンス娘」の三好栄子、「青春の音」の藤間紫、宝塚の小原新二など。

ストーリー

大阪郊外、銘酒醸造元北林商店の社長北林は、長女清子、長男良吉と二人の子持ちだが先年妻を亡くしてやもめ暮し。店に五十年から勤める下男源造と下女おぶんが煙たくて仕方がない。しかもこの老人二人は若い頃、結婚まで話が進んだのが源造の浮気でオジャンとなり、以来めっぽう仲が悪い。北林には後添えの話があるが、彼は料亭“いかり”の女将とよ子との間に、一女とし子まである仲なので返事を渋る。ある日、支配人岡村から、とし子が病気で清子の恋人小池が勤める病院に入院したという知らせ。見舞に行った北林は病室の係小池と出くわし逃げるように去る。小池の疑念にも父親を信頼する清子はプンプンである。喧嘩別れした小池は、その後北林家へ出向いた折、とし子を退院の際迎えに行った岡村と顔を合わせ疑念は深まるばかり。彼から事情を聞いた源造は岡村をつるし上げ、事の次第を知るや主人が商用で留守なのを幸い、“いかり”の雇い人に化けて、とよ子の素性を見極めにかかる。一方おぶんも話を知って同じく“いかり”へ女中に住込む。二人はおとよの欠点探しに懸命だが、予想は見事に外れ、二人の気持もほぐれてくる。そこへ北林が旅先から“いかり”に帰ってくる。顔をかくして接待する二人は旦那のいたわりに感動、お互の心に温かいものが始めて通い出す。小池と清子が仲良く“いかり”の父を訪ねた頃、二人は手を取り合って国許へ皆の幸福を願いつつ去っていった。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1956年12月19日
上映時間
58分
製作会社
宝塚映画
ジャンル
恋愛


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