鉄血の魂:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
鉄血の魂
鉄血の魂
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鉄血の魂

1956年10月1日公開、85分
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壮大なダム建設を背景に描く勇壮なドラマ。“傑作倶楽部”所載の牧源太郎の原作から「世紀の勝敗」の内田弘三が脚色、「恐怖のカービン銃」以来の田口哲が久々に監督、新進西本正が撮影を担当する。主な出演者は「花笠太鼓」の中山昭二、「君ひとすじに (完結篇)」の久保菜穂子、「遠山金さん捕物控 影に居た男」の田崎潤、その他中村是好、坊屋三郎、三ツ矢歌子、天知茂、松本朝夫など。

ストーリー

絶壁の間に突貫作業を続ける××ダム。工事を受持つのは下請業者の鷹取組と本田組。最近不慮の死を遂げた鷹取組社長に代り、男まさりの娘都は協力者松本と何とか工事を続行していた。だが本田組社長剛三は工事を一手に収めようと計り、子分上海の達らを使い相手の工事場に次々と事故を起させる。都の協力申入れにも剛三は代償に都の体を求める有様で対立は一層激化する。この頃、鷹取組社長を訪ねて来た建設技師望月彦六は、バー新天地の女給銀子から社長の死は本田組の奸計らしいと聞き、加えて銀子の馴染客仙吉が秘密を握ると知るや本田組作業員に変装、工事場に入り込む。偶々トロッコ転覆事件が突発。検証に来た青木巡査と話す彦六の姿に疑心を抱いた剛三は彼を殺害しようとするが、剛三の妾春江の出現などで失敗。トンネルの難工事に奮闘する都は帰途、彼女に執心の剛三に襲われたが彦六に救われる。以来、鷹取組で働くようになった彦六と都の仲は次第に接近。彦六は七夕祭の宵、新天地で仙吉の出現を待受けたが遂に剛三のため、仙吉共々ダム現場に連れ去られる。逃走しようとした仙吉は達の拳銃で射殺。銀子は子分らの監視をくぐって春江に急報。彦六に好意を抱く春江は警察に電話する中、子分の刃に倒れる。ダムの堰堤でコンクリート漬けになろうとする彦六は間一髪、以前彼に命を救われた作業員由造に救われる。春江の電話で青木巡査を始め警官隊も来援。彦六の鉄拳で本田はダム上から河床へ転落した。自らの正体を明した彦六は都と結ばれ、ダム工事に挺身する事になった。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1956年10月1日
上映時間
85分
製作会社
新東宝


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