美男をめぐる十人の女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
美男をめぐる十人の女
美男をめぐる十人の女
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美男をめぐる十人の女

1956年12月19日公開、76分、コメディ
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岡戸利秋の原案から、岡戸嘉外と曲谷守平が脚本執筆した青春喜劇で、曲谷守平が第一回監督、「女大学野球狂時代」に次いで岡戸嘉外が撮影を担当する。主な出演者は「坊ちゃんの逆襲」の高島忠夫、「波止場の王者」の久保菜穂子、「鬼姫競艶録」の筑紫あけみ、「女競輪王」の江畑絢子、ほかに高橋豊子、高田稔、小倉繁、ジョージ・ルイカーなど。

ストーリー

男子禁制をモットーとする大和撫子寮なる女だけのアパートに思わぬ大事件が起った。というのは管理人大山あいの甥虎彦が丹波笹山の山奥から東京見物に上京、その間、寮に寝泊りすることになったからである。日ごろ女権拡張を以て任ずるアパートの住人--新進作家の本多清子、映画女優姿美子、新東レコード社長秘書三原恒美など何れもM過剰なる面々は、早速会議を開き、虎彦の問題を協議。結局、男を見てからという結論に達した。ところが現れた虎彦なる男は髭もじゃの山男。しかし髭をそると忽ち伊達男に変ったのを見て虎彦滞在は満場一致で承認されることになった。寮に入った痴漢を捕えたことから虎彦株は急騰したが、美子は虎彦を映画会社へ、恒美は自分のレコード会社へそれぞれ売込もうと企んだ。そして夜ともなれば彼女らの悩殺攻撃は、実は嫁探しに来た虎彦を散散苦しめた。虎彦は、恒美に連れられ新東レコード社長奈良と会ったが令嬢幾代に紹介され、これこそ自分の理想の女性と決めた。するとこれを知った寮の住人たちは虎彦を盗られるのは寮の恥だと、団結して幾代と戦うべく意を決することになった。彼女らは、虎彦は色魔だと幾代に告げ文をした。そして虎彦の許へは、ある日幾代の結婚式の招待状が届けられた。それは恒美の悪戯であったが何も知らぬ虎彦は血相変えて結婚式場に飛び込んだ。結婚式は幾代の従妹のものだったが、幾代は、虎彦の見幕に真実の愛の告白を覚り遂に虎彦と結ばれることになった。ここにアパートの住人も遂に大きな溜息をつく外はなかった。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1956年12月19日
上映時間
76分
製作会社
新東宝
ジャンル
コメディ


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