一夜の百万長者:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
一夜の百万長者
一夜の百万長者
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一夜の百万長者

1957年1月3日公開、67分、コメディ
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浅井昭三郎と松村正温の原案から「女の足あと」の伏見晁が脚本執筆し、「金語楼の天晴れ運転手物語」の斎藤寅次郎が監督する人情喜劇。撮影は「運ちゃん物語」の今井ひろし。主な出演者は「母白雪」の花菱アチャコ、浪花千枝子、「銭形平次捕物控 まだら蛇」の堺駿二、「運ちゃん物語」の真風洋子、春風すみれ、「天使もお年ごろ (二部作)」の若松和子、ほかに田端義夫、山茶花究、西川ヒノデ、舟木洋一、潮万太郎、清川玉枝、「歌う弥次喜多 黄金道中」の島倉千代子など。

ストーリー

大阪天王寺の三やんこと茶山三吉は賭け事に熱中し、妻お千栄や娘文子を困らせている。今日も競輪で文なしとなり、文子が勤めるスミレ美容院の主人花田に中華そばの屋台を抵当に融通を頼むが、妻厚子に気兼ねした花田に体よく逃げられる。お千栄は小料理屋向きの小さな家を建てていたが、建築屋中西に支払う月掛貯金まで三吉は持出してしまう。見るに見兼ねたアパートの管理人俊三は、支払いがすむまで三吉。と別居を提案。おかげで“やっこ”は目出たく開店し、文子の恋人で電気器具のセールスマン精二や運転手の常やんも祝いに来るが、三吉は店の様子を覗いただけで逃げるように去る。ある日、花田に頼まれて三吉の買った車券は俊三の口出しで外れたが、何も知らぬ花田は峯子のキャバレーで皆と豪遊、勘定の段となって驚く。三吉は、お父さんが可哀そうとやって来た文子と共暮しを始める。年の暮も迫ったある夜、ラーメンを御馳走してやった乞食が置いていった宝くじは四百万円の当りくじ。届出ろという文子をよそに、三吉はお千栄に快報をもたらすが、お千栄は彼を酔わせておいて、文子と共にくじを警察へ届ける。年が明け、夢も諦めた三吉が商売に精出す中一年は経過。ある日、三吉の許へ警察から呼出し。お千栄に言い寄る中西が自分と店を持たずば建築費を返せといっている処へ、落し主不明で四百万円を入手した三吉。が飛び込んでくる。かくて開店一周年の“やっこ”は大繁昌。

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作品データ

製作年
1957年
製作国
日本
初公開日
1957年1月3日
上映時間
67分
製作会社
大映京都
ジャンル
コメディ


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