大江戸喧嘩纏:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大江戸喧嘩纏
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大江戸喧嘩纏

1957年1月9日公開、83分、時代劇
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“明星”連載、沙羅双樹の同名小説の映画化。脚色は「神変美女桜」の松浦健郎、監督は、「孫悟空」の佐伯清、撮影は「朱鞘罷り通る」の伊藤武夫。主な出演者は「任侠清水港」の大友柳太朗、「銭形平次捕物控 まだら蛇」の美空ひばり、「任侠清水港」の大川橋蔵、「浅草三四郎」の三条美紀、「朱鞘罷り通る」の薄田研二、ほかに香川良介、神田隆、星十郎、岸井明、新人松原千浪など。

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ストーリー

芝、神明界隈で年に一度のめ組の出初め。木遣りの音頭は組頭辰五郎を兄に持つお雪。だが行列の真只中へ「追われている」と旅姿の若侍がとび込む。ともかく家へと連れ戻り話を聞けば、城内御吟味役、新貝主膳の甥新三郎という名。次席家老堀川十兵衛の娘お妙の婿に望まれたが、彼女は同輩石崎守之進と恋仲。しかも横恋慕する山岡助十郎にいどまれ、斬ったことから国を出奔。ところが山岡の存命で慌てた堀川は、必死に新三郎を探していたのであった。得て勝手な武家根性に愛想がつきたとの話に「引受けやした」と胸をたたく辰五郎。主膳は友人の町奉行根岸肥前守に探索を依頼し、肥前守はさらにいろは四十八組の総元締甚九郎に頼む。辰五郎の家へ乗り込んだ甚九郎は、テコでも動かぬ気配に話を冗談として引下る。おキャンなお雪の胸にも激しく焼きついた新三郎の姿。名も新三と変え、め組の火消として大活躍の新三郎、主膳とお妙の訪れにも彼の心は動かない。ある日川崎大師参りの帰途、め組一家は泥酔した四ッ車始め関取一味と衝突。数日後、新三の秘刀備前長船を新貝家へ届けようとしため組の半次は、四ッ車の相撲部屋に連れ込まれた上、半死半生の姿で辰五郎宅へ。売られた喧嘩は、と息まく身内を押え、花山部屋へ乗りこんだ辰五郎も散々に罵倒される。だが半次の死を見た新三は単身乗り込み力士達を相手に大乱闘、お雪が打ち鳴らす半鐘で辰五郎始めめ組一家の面々も花山部屋に押しかける。さしもの大喧嘩も町奉行根岸肥前守の出馬や甚九郎の仲裁で鎮まり、主膳の情ある言葉で無用の半鐘を鳴らした罪も帳消し。かくてお雪と新三は結ばれる。

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作品データ

原題
Cantankerous Edo
製作年
1957年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1957年1月9日
上映時間
83分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


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