御用聞き物語:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
御用聞き物語
御用聞き物語
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御用聞き物語

1957年2月26日公開、61分
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山下与志一のニッポン放送連続放送劇から「大番」の笠原良三と山下与志一が共同で脚本を書き、「のり平の浮気大学」の丸林久信が監督した青春明朗篇。撮影は「星空の街」の鈴木斌。主な出演者は「大安吉日」の小林桂樹、中村メイコを中心に、同じく河内桃子、「大番」の沢村貞子。ほかに富田仲次郎、坂本武、左卜全、伊豆肇、藤間紫などのベテラン陣。

ストーリー

地方大学を卒業した平九郎は、酒屋「三河屋」を営む叔父常吉の家に居候して職を探すうち小僧がやめたので臨時御用聞きに狩出された。ある日、御用聞きに出かけた平九郎は、クリーニングのこれも御用聞きトシ子と逢った。呑んだくれの父に代って一人で店を切回す気性の強いトシ子に、平九郎は御用聞きの要領を教えられる。だが平九郎は、相手が困っていると自分で立替えてしまったりで集金は一向に捗らず、集金帰りのトシ子にセンチメンタリズムだとどやされる。それを商売仇の高井屋酒店の御用聞き鉄に冷やかされる。むしゃくしゃして店に戻る途中、平九郎は、先輩で今はサラリーマンの吉沢に逢い、月給の魅力にとりつかれる。早速、店へ帰って自分の働きを月給に換算してみるが、それは叔父夫婦が考えていた給料よりも安く大笑いされる。やがて故郷から父母が上京するという速達を見て平九郎はびっくり。故郷には会社勤めをしていると伝えてあったからだ。だが上京した父母は平九郎の幼友達夕子を連れてきたので平九郎は大喜び。ところが夕子は近くお嫁に行くと聞かされ今度はガッカリしてしまう。父母が上京中、平九郎は会社勤めをしていると言った手前、背広姿で御用聞きに出かけたが、それを鉄に見つかり、御用聞きの仁義に反すると殴られる。が、柔道二段の平九郎は逆に投げ飛ばす。しかし彼は喧嘩をするような御用聞き商売に嫌気がさし、それをトシ子に訴える。するとトシ子は、意気地なしと憤然、後も見ず去る。情ない気持で平九郎は店に帰った。ところが意外にも常吉から一切を聞いた父母は、よく決心したと大喜び。平九郎は翌日から決意も新たに、ツンとして横を通りすぎるトシ子の自転車を追いかけて行った。

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作品データ

製作年
1957年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1957年2月26日
上映時間
61分
製作会社
東宝


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