喧嘩社員:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
喧嘩社員
喧嘩社員
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喧嘩社員

1957年3月13日公開、57分
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城戸礼の原作『無敵喧嘩社員』を「若獅子大名・二部作」の小川正が脚色し、「浅草三四郎」の津田不二夫が監督する現代物青春娯楽篇。撮影担当は「母星子星」の星島一郎。主なる出演者は「恐怖の空中殺人」の高倉健と「警視庁物語 白昼魔」の山本麟一、それに「米」の中原ひとみ、「母星子星」の三条美紀、「恋染め浪人」の浦里はるみ、他に小宮光江、神田隆、花澤徳衛、杉狂児、十朱久雄など。

ストーリー

球団のスカウトといえば人買いの親類みたいに見られ、スカウトの私も片腹痛いのですが、これもファンの皆様に面白いゲームを見て頂きたい一心からです。そこで私は慶早大学の百万弗バッテリーの谷、野本の両君を狙ったのですが、それが何と申しましょうか、まあ聞いて下さい。--谷、野本の二人は卒業と同時に、各球団の誘いも断り大東鋼材に会社員として就職してしまったのですがこれが、ある日、二人はクビになったとのニュース。その理由というのが、社会人として生きようという二人に会社が無理矢理、産別野球大会に出場させて大勝、祝い酒に下戸の二人が酔っぱらって川へ飛込み新聞種になった。二人が課長に叱られているところへ、かねて谷に想いを寄せる社長の娘銀子が谷に、「野球以外はゼロ」といったのがカチンと胸に来て遂に自ら会社を飛出したというわけです。さて私の方は、ここがチャンスと二人を我がホワイト・ベアーズに入団させるべく昼夜兼行で彼らを追回しました。私がやっと二人を掴まえたのは丁度彼らが就職運動に疲れはてデパートの女社長に救われた頃でした。私は喫茶店の雇われマダムを球団親会社の令嬢に仕立て、彼らと接触を始めました。そうしたある日、私の自動車は例の女社長のデパートに就職した二人が大勢の暴力団と大立回りをしている現場にぶつかりました。二人を救う積りで、立回りの中に私は車を突込もうとすると、何と商売仇の内野スカウトが私のやる事をやってしまいました。が彼は感違いして暴力団も二人も一緒に東に押込み走り出しました。その後を大勢の荒くれ男が追って行きます。全く無茶苦茶です。

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作品データ

製作年
1957年
製作国
日本
初公開日
1957年3月13日
上映時間
57分
製作会社
東映東京


[c]キネマ旬報社