虐殺の砦:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
虐殺の砦
虐殺の砦
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虐殺の砦

1957年12月6日公開
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フランク・G・スラウターの小説「戦士」を原作に作者自身が脚色、R・ジョン・ヒューが監督した南部インディアンが主人公の活劇篇。撮影監督はチャールズ・T・オローク、音楽監督はL・D・ロッシング主演「口紅殺人事件」のジェームズ・クレイグ、新人リタ・ミラン。バートン・マクレーン、デニス・クロスなどが助演。

ストーリー

常夏の楽園フロリダに住むセミノール族の戦士隊長オセオラ(ジェームズ・クレイグ)は、美しい若妻チチョタ(リタ・ミラン)と2人甘い新婚の夢にひたつていた。ところが彼らの平和を一瞬に崩す事態が起った。アメリカ政府から逃亡奴隷の逮捕を許されている奴隷商人ウィルスンが、私腹を肥やすため部下を率いてセミノール集落を襲い、逃亡奴隷だけではなく集落の男を捕まえ、農場へ売渡すために連れ去ったのである。オセオラは部下の戦士を従え、直ちに味方の捕虜と黒人奴隷を奪い返した。ウィルスンはキング砦の白人部隊巡邏隊長デイド少佐に救援を頼んだが断られた。少佐とオセオラは竹馬の友であったから無理もないが、断られたウィルスンは再び集落を襲いチチョタを奪った。オセオラはキング砦に行きインディアン保護官にに妻の身柄引渡しを頼んだ。が、保護官は、交換条件に平和協定への署名を迫った。祖父の地を守ろうとするインディアンにとって白人の決めた保護地へ移住させるという平和協定には無論、反対。怒ったオセオラは保護官を殺そうとして失敗、投獄された。間もなくオセオラは砦の指揮官フィンチ将軍の前に引出され再び署名を迫られたがこれを蹴り、あくまで挑戦の決意を示した。インディアン対白人の戦いが始まった。脱獄したオセオラは砦に夜討ちをかけ、保護官を殺した。戦いの最中、デイド少佐は戦死した。しかし、そのうちオセオラも弾薬食糧がつきて止むなく協定書に署名することとなりブルック砦に出頭した。が、ここでオセオラは図らずも、もはや白人に殺されたと思ったチチョタが、今はインディアン保護官になっているウィルスンに監禁されているのを知った。オセオラは、単身砦に乗り込みウィルスンを殺した。再び戦闘が始まった。だが状況はインディアンに不利。オセオラは遂に協定書への署名を決意、自らブルック砦を訪れ、一身を犠牲にして同族に平和を与えようと将軍の捕虜てなった。戦いは終り、セミノール族は安住の地へと移動を始めた。その中には夫を思うチチョタの姿もあった。

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作品データ

原題
Naked in the Sun
製作年
1957年
製作国
アメリカ
配給
アライド・アーチスツ=映配
初公開日
1957年12月6日
製作会社
アライド・アーチスツ映画


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