少年探偵団・第一部 二十面相の復讐:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
少年探偵団・第一部 二十面相の復讐
少年探偵団・第一部 二十面相の復讐
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少年探偵団・第一部 二十面相の復讐

1957年8月6日公開、34分、サスペンス・ミステリー
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少年探偵団シリーズ第三回。江戸川乱歩の原作を「雪姫七変化」の小川正が脚色、「とんちんかん 八百八町」の石原均が監督し、「船頭姉妹」の福島宏が撮影した。主演は「大菩薩峠(1957)」の波島進、「船頭姉妹」の中村雅子、月丘千秋、カムバックしてこれが東映専属第一回の浜田百合子、バレー界の小牧正英。ほかに神田隆、明石潮、増田順二、小森康充、原国雄など。

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ストーリー

深夜の柳沢邸を襲った怪人二十面相は、恐怖に戦く当主久光に「君の先祖に用があった」と謎の言葉を残して消え去った。翌朝柳沢邸にかけつけた明智探偵は、二十面相が狙ったものは柳沢家の先祖に関する文献と知って、調査の結果、柳沢家の先祖は、信州の藩主で、八代忠光は幕府が発見した金山の発掘に出かけたまま、行方不明になった事がわかった。しかし明智探偵は、二十面相ともあろうものが、単に金山だけを狙うとも思われず、そこに何か別の秘密が隠されていると考えた。柳沢家に古くから伝わる懐中時計を見た明智探偵は、その二重底を見破り、そこに彫ってある金山の地図の一部を発見した。そうした或る日、柳沢邸で開かれたパーティの日、厳重な警戒の中に現れた二十面相は、久光から金山の地図を彫り込んだ懐中時計を奪って逃走したが、それは明智探偵の配慮によって掴まされた偽物だった。激怒した二十面相は、久光の娘雪子に真物の時計を持たせろと、ナイターの指定席の切符を送って来た。そこで雪子に扮した明智探偵の秘書マリ子が行った。明智探偵や、警視庁の中村捜査課長等の警戒する中を、黒マントに仮面をつけた怪人二十数人は、マリ子を抱きかかえて逃げた。その後を明智探偵が追った。場外に出た怪人達は、待っていた自動車に飛び乗って、大船の巨大なコンクリートの観音像の中に逃げ込んだ。そこへ少年探偵団の、小林少年の働きによって殺到した警官隊と怪人達の凄絶な拳銃戦、激闘の末無事救われたマリ子達は、又もや二十面相を追ったが、怪人の姿は風のように掻き消す如く失せていた……。

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作品データ

製作年
1957年
製作国
日本
初公開日
1957年8月6日
上映時間
34分
製作会社
東映東京
ジャンル
サスペンス・ミステリー


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