娘十八御意見無用:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
娘十八御意見無用
娘十八御意見無用
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娘十八御意見無用

1958年1月3日公開、74分
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『明星』連載の中野実の原作より、「ゆうれい船 (後編)」の須崎勝弥が脚色、「佐々木小次郎 (前篇)(1957)」の佐伯清が監督、「どたんば」の藤井静が撮影を担当した。主演は、「ひばりの三役 競艶雪之丞変化 (前後篇)」の美空ひばり、「ジェット機出動 第101航空基地」の高倉健、星美智子、「警視庁物語 夜の野獣」の堀雄二、それに三条美紀等。色彩はイーストマン東映カラー。

ストーリー

強気で純情、明朗な女子大生小林ひとみは、アルバイトの家庭教師採用試験で松井家をたずねた。そこで貧乏学生井上章吾と知合った。要領のいいひとみは見事合格、章吾は無念の涙をのんだ。ところがそれがきっかけで二人の間は急速に接近した。アルバイトにあぶれた章吾は、のらくら学生三好幹夫にたのまれて、一目惚れの青いオーバーの女性を探すことになった。ようやくみつけた女性はひとみの姉の岸子だったが、例の女性とは、実は姉のオーバーを着たひとみだった。章吾を恋し是非養子にとつきまとう乾物屋の妙子、それとはり合う幹夫の妹珠江。一方幹夫もひとみに熱をあげるという混乱状態。ひとみは松井家の亘と路子の仲をとりもってやったが、珠江がその間に割こんで来た。そこでひとみはたくみに亘と窮地を救ってやったが章吾の誤解をうけてしまった。なおも追いすがる珠江から亘をかばうひとみに、章吾は大むくれ。そこで章吾は最後の決として、恋人同士を選ぶ投票を提案した。固唾をのんで見守る一同の前に開かれる章吾の紙には、ひとみの名と待合せの時間が書かれてあった。喜びに胸をふるわせて、ひとみは章吾の許へ駈けつけようとするが、亘と路子の誤解をとくために、約束の時間におくれてしまった。いら立った章吾は、再びその場に引返えすが、一部始終を扉の外で聞き心の底からあらためてひとみを見直し、また新しい愛情が湧いて来るのだった。

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作品データ

原題
No Rule for Love
製作年
1958年
製作国
日本
初公開日
1958年1月3日
上映時間
74分
製作会社
東映東京


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