羽田発7時50分:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
羽田発7時50分
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羽田発7時50分

1958年4月29日公開、59分、ミュージカル
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平凡別冊所載の佐藤邦夫の原作を、「夜霧の第二国道」の山崎巖が脚色、「錆びたナイフ」の舛田利雄が監督、「どうせひろった恋だもの」の藤岡粂信が撮影した歌謡映画。出演は「悪魔の爪痕」の岡田眞澄、「霧の中の男」の二谷英明、白木マリ、「夜霧の第二国道」のフランク・永井、それに丘野美子ら。

ストーリー

日東自動車のテスト・ドライバー馬場は、マニラのハイウェイドライブに夢を馳せている男である。ドライバー佐野がマニラへ発った夜は、同じアパートに住む武蔵自動車のテスト・ドライバー瀬川の妹久美を相手に踊り、佐野への羨望をまぎらわしていた。翌日、新型スポーツカーのスピードテストが馬場の同僚永井によって行なわれた。が、満足なメーターが出ないのを見た馬場は、記録員の夏子を助手台にのせると、ロードテストを始めた。箱根にさしかかった頃、瀬川のスポーツカーを見つけた。かくて、白昼スピードに命をかける二人の男の争いとなった。馬場が勝った。だが、瀬川の記録員をまじえた四人の男の暴行に打ちのめされた。間もなく、佐野がマこラで事故死したという知らせが入った。しかし、課長に呼ばれたのは永井だった。武蔵自動車でも、瀬川をマニラに派遣することになった。ジャズ喫茶で、瀬川に会った馬場は、もう一度勝負を挑んだ。当日、馬場と瀬川の二台のスポーツカーが全速力で江の島の高速道路を疾走して行く。馬場は後部車輪が故障していることを知らなかった。永井が、馬場に故障箇所を知らせるために江の島にとんだ。馬場の車が瀬川に追いこまれるのを見た永井は、力一杯アクセルを踏み、馬場の行手をさえぎるように横すべりして急停車した。馬場の車の後部車輪からは白煙が吹きあげ始めた。永井の友情で馬場は助かった。おのれの非を悟った馬場に、課長は永井に代ってマニラ行きを命令した。馬場と瀬川は夜の羽田空港から、永井の友情、久美の愛情に励まされながら雄躍飛びたった。

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作品データ

原題
Flight Time 7:50
製作年
1958年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1958年4月29日
上映時間
59分
製作会社
日活
ジャンル
ミュージカル


[c]キネマ旬報社