銀髪王:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
銀髪王
銀髪王
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銀髪王

1919年公開
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「虚言」の作者ヘンリー・アーサー・ジョーンズ卿の原作で、主役は馴染少きウィリアム・フェーヴァーシャム氏と「正義の囁き」出演のバーバラ・キャッスルトン嬢である。

ストーリー

英国の大地主ウィルフレッド・デンヴァーは恋人なる乙女ネリーと結婚する。恋の敵手ジェッフレイ・ウェアーは彼に対し復讐を企む。そして表面は彼に馴れ馴れしく装って近づき、デンヴァーに薦めて競馬会の折ある馬に殆どその全財産を賭けさせる。為にデンヴァーは一文無しと成下らねばならなかった。その後ウェアーはデンヴァーを強て酩酊せしめ、彼の妻子にその酔態を見せて道に外れた復讐の快感を味うが、デンヴァーは彼の卑劣な行為を知り、短銃を握って彼の跡を追う。所が丁度ウェアーの家へ忍び込んでいた盗賊共に家人と誤られ、麻酔剤を嗅がされて打倒れる。彼が麻酔から覚めた時、傍にはウェアーが死骸となって倒れていた。デンヴァーは自らが下手人と思誤り、妻子に別れて米国へ向う。途中彼の乗っていた列車は転覆して彼は死んだと伝えられるが、彼は運よく転覆の数分前水夫に変装して列車を飛下りていた。米国に来た彼は数万の金を獲て、偽名の下に英国へ帰り、妻子を赤貧の中より救う。やがてウェアーを殺した真犯人の手掛りを得て身の濡衣を乾す事が出来た。

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作品データ

原題
The Silver King
製作年
1919年
製作国
アメリカ
初公開日
1919年
製作会社
アートクラフト映画


[c]キネマ旬報社