港でうまれた男|MOVIE WALKER PRESS
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港でうまれた男

1958年12月3日公開,47分
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神戸一郎のヒットソングを織りこんだ歌謡映画。岡田光治のオリジナル・シナリオを、「悪魔と天使の季節」の堀池清が監督、「哀愁の高速道路」の藤岡粂信が撮影した。「絶唱(1958)」の安井昌二、「別れの燈台」の南風夕子に、「別れたっていいじゃないか」の神戸一郎も出演する。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ある港町--罐詰会社大洋漁業の運転手・高沢伸一は、同じ会社の事務員・中川敏子を愛していた。ところがある日、彼は敏子の弟・一郎が運転していたオート三輪をひっかけてしまった。敏子・一郎姉弟の伯母は勝代といい、ちくわ問屋を女手一つで経営し姉弟の面倒を見ていたが、彼女は伸一にオート三輪の修理代三万円を要求した。が、おいそれとそんな大金ができるわけがない。行きつけのバー・ハーバーローズのマダムに相談したがどうにもならず、結局、夜、サンマ漁に出て稼ぎ出すことになった。ちくわ問屋・丸仙の勝代は、敏子を番頭の英吉の嫁にし、店の跡目をつがせようとしていた。敏子と一郎は、そんな伯母に不満を抱いていたが、育ててくれた恩を感じないわけには行かず、そんなことで一郎は船に乗ることを希望し、貨物船の機関長・杉本に頼んだ。伸一は漸く三万円を返し、敏子と将来を語り合ったが、数日後、勝代に呼ばれ、敏子を欲しいなら二十万円の結納金を揃えてこいといわれた。敏子を伸一にやるまいとして勝代と英吉が仕組んだ芝居だが、伸一は、止むなく二十万円そろえるといってしまった。彼は母の形見を売ることにし、ハーバーローズのマダムに買い手を探してくれるよう頼んだ。傍にいた杉本が、買おうと申出たが、伸一は何故か彼には売りたくなかった。ある日伸一は船火事を消そうと大怪我をしたが、そのとき助けてくれたのは杉本だった。が、伸一は、なおも杉本を避けた。そんな伸一を見た敏子は、杉本が伸一の父であると悟った。数カ月後、一郎が杉本から頼まれたといって二十万円もってきた。伸一は、母や自分を捨てた父に用はないと冷く突き返した。しかし敏子から肉親の愛を説かれた伸一は、ついに杉本と対面、敏子とともに孝行しようと誓い合ったのである。

作品データ

製作年
1958年
製作国
日本
配給
日活
上映時間
47分

[c]キネマ旬報社

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