紅顔の密使:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
紅顔の密使
紅顔の密使
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紅顔の密使

1959年6月9日公開、89分、時代劇
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千葉省三の原作を、「あばれ街道」の加藤泰が脚色、自ら監督した時代活劇。撮影は「孔雀城の花嫁」の吉田貞次。

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ストーリー

延暦十九年、陸奥の一角に悪路王を将とする反乱軍が蜂起した。平和国家建設に向ったばかりの大和朝廷は、無防備同然でなすすべを知らなかった。ただ、陸奥の敵中で奮戦する胆沢城が、この悪路軍の足を止め得れば、訓練を終えた官軍を送ってこれを鎮圧することができるのだ。朝廷は、謀略を知る小田の武麿に、朝廷密使として陸奥に赴かせた。武麿は逢坂峠の関所で、陸奥まで父を探しに行く狭霧と知り合った。二人はとある長者の家に宿を取ったが、そこへ悪路王の輩下赤鷲、夜叉姫らの一行が侵入した。武麿は彼らを撃退したが、この時武麿が朝廷の密使であることを見破った。安濃津から鎌倉に向う船中、二人はまた赤鷲と出会った。格闘になり、武麿は足をすべらし海中に転落した。赤鷲は狭霧を捕え、武麿をおびき寄せようとした。ある日、人ごみの中で武麿の姿を見た母の柴木は、彼の名を呼んだ。柴木は赤鷲らのために捕えられた。武麿は赤鷲軍の幕舎に侵入したが発見され、矢を受けて捕まった。武麿の前で、柴木と狭霧が拷問を受けた。武麿は飛び出して鞭を奪った。赤鷲は手槍を投げた。とっさに武麿をかばった柴木の胸に槍は突きささった。狭霧は戦災孤児の柿丸に救われた。一方、武麿から密使の手形を奪った赤鷲は密使になりすまして胆沢城に乗りこみ、悪路王の軍勢を手引きするためひそかに城門を開けた。武麿は城内の古井戸にある燃える油水を反乱軍にかけた。城の周囲は火の海と化し、悪路王の大軍は全滅した。狭霧は城内で父と再会、武麿と狭霧は結ばれた。

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作品データ

原題
Mission to Hell
製作年
1959年
製作国
日本
初公開日
1959年6月9日
上映時間
89分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


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