暴力娘:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
暴力娘
暴力娘
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暴力娘

1959年6月6日公開、83分
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「隠密変化」の共同執筆者・渡辺祐介と、「金語楼の三等兵」の監督曲谷守平の共同脚本を、曲谷守平が自ら監督した娯楽篇。撮影は「坊ちゃんとワンマン親爺」の岩橋秀光。

ストーリー

大和伝右衛門は柔道指南の看板をかかげて後進を育成している。がこの「大和道場」の人気は師範代を勤める美人で評判娘の早苗とハンサム刑事大五郎の二人だった。九州の田舎に帰った伝右衛門は、旧藩主から娘京子を預ってほしいと頼まれた。預ってみて京子のアプレ振りに驚いたがすでに遅い。伝右衛門は娘の早苗に京子姫のお目付役を申しつけた。早苗の対抗馬は御園組の女親分、竜子だった。キャバレー「青髭」を経営する竜子は乾分共を使ってはロカビリー喫茶「ポール」を脅迫した。ある日、「ポール」で暴れている御園組の乾分哲公達を早苗が投げ飛ばしたことから、早苗と竜子の間は険悪化した。ある日御園組にとらえられた「ポール」の支配人を早苗は救い出した。鮮かな腕前に竜子も驚いた。竜子のパトロンである密輸団のボス、ジミーが京子に目をつけた。--が竜子の守り堅固で手が出ない。竜子は色事師の影山を早苗に近づけたが、早苗は目もくれない。密輸団の本拠をさがしている大五郎はジミーをあやしいとにらんだ。影山は早苗を知って以来、自分の卑劣な生活を恥じた。町を明るくしようという早苗に協力を約束した。影山は竜子から密輸のルートを探ろうとした。京子も「青髭」の女給になってジミー一味の行動を見張った。しかし御園組は影山の裏切りを知った。京子は捕えられ、御園組は引換えに影山を渡せと喧嘩状をたたきつけた。伝右衛門は喧嘩状をもって来た哲公からジミー一味の高飛びの計画をきき出した。かけつけた大五郎の手で、ジミー一味は高飛び寸前のところを捕えられた。京子も救い出した。竜子達と対決していた早苗と影山も、駈けつけた警官の協力を得て、御園組を逮捕した。

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作品データ

原題
Judo Queen
製作年
1959年
製作国
日本
初公開日
1959年6月6日
上映時間
83分
製作会社
新東宝


[c]キネマ旬報社