警視庁物語 一〇八号車:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
警視庁物語 一〇八号車
警視庁物語 一〇八号車
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警視庁物語 一〇八号車

1959年6月9日公開、54分、サスペンス・ミステリー
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警視庁物語シリーズの第十話。「警視庁物語 顔のない女」の長谷川公之の脚本を、「特ダネ三十時間 深夜の挑戦」の村山新治と「遊星王子」の若林栄二郎が共同で監督した。撮影は佐藤三郎。

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ストーリー

夜明けの大東京--警視庁のパトロールカーが活動している。警視一〇八号がとある横町に停っている小型トラックを発見した。不審を抱いて飛び移った石川巡査を乗せると、そのトラックはやにわに逃走した。パトロールカーの金原部長の耳に一発の銃声がひびいた。石川巡査は射ち殺されていた。緊急手配が飛ぶ。トラックは消息を絶った。車のナンバー「四=す1946」を手がかりに捜査一課が動き出した。車は高山電気商会のものだったが、買った人物にはアリバイがあった。犯人の顔を知っているのは東都モーターズの主人だけであった。長田刑事の提案で全都の膨大な交通違反調書を調べることになった。問題のナンバーがみつかった。スピード違反の木谷三造だった。木谷の仲間、金山五郎の名が捜査線上に浮かび上った。高山商会に問題のトラックの名義変更を申し出た男が連行された。山西一郎と名乗るその男はトラックの出所を言わなかったが捜査主任の眼は山西の靴底にそそがれた。トラック事件と同時刻に起ったトランジスター窃盗事件の現場にあった靴底と同じものだった。カメラの故買で偶然留置されていた金山五郎が自供した。木谷は久我という男と組んで窃盗を働いていたのである。人相写真から久我と山西が同一人物であることが判った。久我の自供によると、トランジスターを盗み出して逃走中、木谷が28口径コルトで石川巡査を射殺したのであった。久我は今日の五時に木谷と会う約束だと言った。ただちに約束の地下駐車場は捜査網に包囲された。何も知らず木谷は現れた。跳りかかった山村刑事の手で木谷の腕に手錠が喰い込む。木谷のポケットからは問題の28口径コルトが発見された。

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作品データ

原題
Police Murderer
製作年
1959年
製作国
日本
初公開日
1959年6月9日
上映時間
54分
製作会社
東映東京
ジャンル
サスペンス・ミステリー


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