明日への盛装|MOVIE WALKER PRESS
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明日への盛装

1959年10月16日公開,83分
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津村節子の「華燭」の映画化、幸運の座をつかもうとする現代娘の姿を笑いのうちに批判しようというもの。「ハイ・ティーン」の山内久が脚色、「危険旅行」の中村登が監督、「若い素顔」の厚田雄春が撮影した。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

皇太子御成婚式のその日岡本チカ子は理髪店をつがせようとする両親の意向で東京の美容学校に入るため故郷を後にした。ところが上京したチカ子は、貴族の子弟が多い修学院大学に入った。みじめな両親の生活から逃れ、未来のプリンスを探し幸運をつかもうというわけだ。故郷から仕送りが少いのでチカ子は同郷の女給ゆりえの紹介でキャバレーに勤めた。が、学校では良家の令嬢を装う彼女は、大和精密社長を保護者にもつ高倉明夫とホテル業を営む伍堂家の息子輝雄と知り合い、同時に盗癖のある片桐公子、社会事業研究部で活躍する夏目純子と親しくなった。ある日、チカ子は伍堂に映画の試写会に誘われ、行ってみると公子と純子もきていた。彼女らも伍堂を目指しチカ子と張合っているらしい。落胆するチカ子は、さらにキャバレーの常連三田村と会い危く化けの皮をはがされそうになった。また高倉と会った彼女は、意外にも高倉から自分の素姓をほのめかすような話を持出された。そのうち同宿のゆりえがチカ子の持物を持って逃げた。がっかりするチカ子の前に三田村の弟多助が現れた。多助は兄と修理工場をやっている厚かましい青年。チカ子が上京するとき車中で見かけ床屋の娘であることも知っていた。しかもチカ子の従兄と称して修学院にまで出没するようになった。それに、彼女が理髪屋の娘であることが純子に知れた。しかし純子も左官屋の娘だったので皆に言いふらしはしなかった。が、このことからチカ子は一日も早く伍堂か高倉を射止めなければならないと焦った。夏休み、チカ子は高倉、伍堂らと公子の別荘に招かれた。ここで伍堂は公子との結婚を宣言した。親同士が決めていたのだ。残るは高倉一人。チカ子は高倉に部屋の鍵を渡し、その夜二人は結ばれた。チカ子は目的を達したのだ。数日後、チカ子は高倉の両親と歌舞伎座で会った。この席上、高倉の父が、チカ子が床屋の娘であることを知っていて驚いたチカ子はアパートへ逃げ帰った。高倉が追ってきた。そして彼も、大和精密の社長は伯父で、自分の父は、そのお情で工場をやらせてもらっている身分、自分はその次男坊だと告白した。チカの夢は去った。公子と伍堂の結婚式が盛大に行われた日、チカ子はアパートにこもっていた。彼女は妊娠したのだ。が、彼女は高倉と平凡な幸福を見つけるだろう。

作品データ

原題
Marry a Millionaire
製作年
1959年
製作国
日本
上映時間
83分

[c]キネマ旬報社

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