昼下りの暴力:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
昼下りの暴力
昼下りの暴力
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昼下りの暴力

1959年12月14日公開、82分、アクション
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秋元隆太・柳瀬観の脚本を、「銀座旋風児」のコンビ野口博志が監督し、永塚一栄が撮影したアクション・ドラマ。

ストーリー

夜の操車場--坂本組の二郎は数人のチンピラと喧嘩をしていた。多勢に無勢で形勢は不利。その時、坂本組一の乾分定こと鈴木定夫が応援に来て、彼の難を救った。その帰り定はボスの坂本に呼ばれナイトクラブ“ピーコック”に行った。坂本は組再興のために麻薬取引の大仕事を頼まれた。定は二郎を自分と組んでボスを裏切る計画に誘った。仁義を重んじる二郎は、恩義のためにしぶしぶ承諾した。定は取引の相棒に殺し屋の三田を傭った。二郎は三田とウマがあわなかった。三人は車で箱根の山奥へ向った。そこには自動車があり、三つの黒い影が待っていた。現金と麻薬の交換、それに手がふれた時、三田の拳銃が火を吐いた。相手の三人は死んだ。と同時に三田は定の拳銃を叩き落した。三田が一人じめしようとしたのだ。が、隠し持った定の拳銃は三田を谷底に突き落した。傷ついた二郎から相手のダマシ討ちの報を聞いた坂本は、定の裏切りとは気づかなかった。一方、定は東京湾に浮かぶ旧日本軍の砲台跡に姿を現わした。その壁のレンガをはずし、麻薬と金を隠した。二郎は傷の手当をして恋人・幸子のアパートに行った。外には坂本組の連中が監視していた。警察は谷底に落ちた重傷の三田から事件を知った。坂本と取引した関西から刺客の深見とパブロが送られ、警察のスキをみて三田を射殺した。定は深見から定の裏切りを知った。その時、背後から定の傭った殺し屋藤巻が彼を射った。二郎は幸子のとめるのも聞かず、定との会合場所に行った。そこでかつての戦友藤巻と会った。ボートで砲台跡に向った。ボートの中には坂本の情婦澄子がいた。彼女は定と通じていたのだ。走り出そうとした瞬間坂本の乾分・鍛冶と山本が乗りこんできて、定たちのピストルを取りあげた。ボートが島に着いた。山本と鍛冶は定に射殺され、二郎をも殺そうとした。その時、藤巻の消音拳銃が一瞬早く定を射ち、二郎を助けた。

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作品データ

原題
The Might Rules
製作年
1959年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1959年12月14日
上映時間
82分
製作会社
日活
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社