クランスマン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
クランスマン
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クランスマン

1977年2月5日公開
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KKK団の恐怖と暗躍を白日の下にさらし、ついに越えることのできない人間問題をとらえた作品。製作はウィリアム・アレクサンダー、監督は「アマゾネス」のテレンス・ヤング、脚本はミラード・カウフマンとサミュエル・フラー、原作はウィリアム・ブラッドフォード・ヒューイ(立風書房刊)、撮影はロイド・エイハーン、音楽はスタックス・オーガニゼーションが各々担当。出演はリー・マーヴィン、リチャード・バートン、O・J・シンプソン、キャメロン・ミッチェル、ローラ・ファラナ、リンダ・エヴァンスなど。

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ストーリー

アラバマ州のある小さな町。ここは人種差別の激しい南部でも特に過激であり、それを正当づけるのが、南部諸州に組織されている狂信的秘密結社KKK団であった。黒人のための公民権運動集会が、この町でおこなわれるとのニュースに、町はますます殺気立っていた。町のシェリフ(リー・マーヴィン)はこうした情勢に憂慮していた。来期の選挙に立つためだ。だが事件は早く起こった。人妻ナンシー(リンダ・エバンズ)が黒人に暴行されたのだ。シェリフは、すぐさま容疑者を身の安全のため逮捕したが、町のKKK団の支部はようしゃなく黒人を惨殺した。この時、難を逃れたガース(O・J・シンプスン)は、友への復讐を誓った。平等派で山に住むブレック(リチャード・バートン)は、集会のためにやって来た黒人娘ロレッタ(ローラ・ファラナ)を迎え、そして、町中より白い眼でみられているナンシーをいたわる。一方、姿を隠したガースは復讐に走っていく。集会の当日、ガースが現われたため、KKK団の追求はシェリフの手に負えなくなってくる。さらに町を去るナンシーを見送ったブレックが、黒人嫌いのシェリフの助手を殴った事件は、KKK団の怒りをますます激化させていった。そして遂にKKK団はブレックの山林焼打ち計画を立てる。ブレックは町長と面会し、阻止するよう依頼するが、町長は彼が黒人たちと町や山を出ていくのならKKK団を押さえると話にならない。交渉は決裂し、ブレックはKKK団と対決する決心を固めた。一方、シェリフはブレックの山荘にかけつけたが、KKK団の襲撃についに銃声がこだまし、銃弾が飛び交い、ブレックもシェリフも傷つき、ガースだけが生き残った。

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作品データ

原題
The Klansman
製作年
1974年
製作国
アメリカ
配給
東宝東和
初公開日
1977年2月5日
製作会社
グロリア・フィルム作品


[c]キネマ旬報社