おあずけ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
おあずけ
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おあずけ

1990年11月10日公開、88分
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バイオテクノロジーによって生まれた二人の少女とサイコパワーを持つ悪意に満ちた科学者との対決を描く。脚本は「ほしをつぐもの」の小水一男が執筆。監督は新人の内田琢磨。撮影は花田三史がそれぞれ担当。

ストーリー

人工子宮によって誕生した二人の少女・七重と由美は一風変わった家庭環境に育ちながらも、優しい母親たちに囲まれて明るく健やかに成長していた。一見ごく普通の女の子だが実はこの二人、生まれながらにしてテレパスやテレポートなどの超能力を持っていた。そんな二人が高校生になったある日、彼女たちは、遺伝子上の父親であり、ECCOの天才科学者・山口仁の存在を知る。そしてその山口は醜くねじれた劣等感の固まりで、底知れぬ悪意に満ちたサイコ・パワーの持ち主だった。そんな折り、七重と由美は山口が創り出したヘテロやゾンビに襲われていた狼人間を助ける。「おあずけ」という名前をもつ彼・茂に恋する二人。しかし「おあずけ」もまた山口の遺伝子操作によって作り出された不幸なミュータントであった。それによって山口の醜くねじれた劣等感の意味とECCOの恐ろしい企みがわかった七重と由美は、実の父親である山口と全面対決することになっていく。そしてそんな時「おあずけ」が山口の手に捕まり殺されてしまうのだった。初恋の人を殺されてしまい、遂に怒った七重と由美は自らの超能力を使い、死斗の末、山口を倒すのだった。

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作品データ

製作年
1990年
製作国
日本
初公開日
1990年11月10日
上映時間
88分
製作会社
フォーユークリエイティブ


[c]キネマ旬報社