本気!(1991):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
本気!(1991)
本気!(1991)
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本気!(1991)

1991年4月13日公開、95分
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冷酷無情なヤクザ社会の中で揉まれながらも、男として成長していく若者の姿を描く。立原あゆみ原作の同名コミックの映画化で、脚本は笠井健夫が執筆。監督は「はぐれ刑事純情派」の吉川一義。撮影は「ふうせん」の池田健策がそれぞれ担当。

ストーリー

やくざの世界に足を踏み入れたばかりの渚組のチンピラ本気は抗争で兄貴分の桃次を失い、命のはかなさを感じていた。そんなある日、川辺でよく出会う高校生の久美子に一目惚れしてしまった本気は、純粋に愛していくが、久美子と一緒にいればいるほど二人の世界の違いを感じるのだった。桃次の死から数週間が経ち、異例の早さで一本立ちを果たした本気は、久美子とのせつない気持ちを居酒屋で出会った男に打ち明ける。その男こそ関東一円にその名を轟かす風組総長・風岡翔だった。一方、久美子のことを巡って兄貴の六助に怪我を負わせた本気は、久美子のためを思い少しずつ離れていく。だが、その組内部の微風は直後に起こる渚組組長の突然の死によって跡目争いへと変わっていった。渚組幹部の菊地は周到な根回しによって、同じく幹部の平河内派の小谷、長谷川らを抱き込み、組長の座を奪い取るが、風岡がその策略を封じるかのように組長からの遺言を伝え、平河内が渚組組長になる。それによって渚の代紋を捨てた菊地は、菊地組を結成して戦争を仕掛けてくるが、本気の防御の前に失敗。菊地はその報復に久美子の名を使い、本気に不意打ちをかける。そして、ついに心の底から怒った本気は、久美子への想いを心に秘めて、菊地組へ殴り込みをかけるのだった。

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作品データ

製作年
1991年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1991年4月13日
上映時間
95分
製作会社
東映=テレビ朝日


[c]キネマ旬報社