婦人警察官:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
婦人警察官
婦人警察官
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婦人警察官

1947年2月18日公開、74分
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「手袋を脱がす男」「槍をどり五十三次」に次ぐ森一生監督作品。脚色は「お夏清十郎」の八尋不二、撮影は新人武田千吉郎が担当。

ストーリー

婦人警察官真知子は、街の戦災孤児次郎を更生させようと自宅に引き取ったが、次郎はなかなか彼女の手に負えなかった。次郎はたった一人の兄敬太の復員を心待ちにしていたが、その通知のあった日、親分から気の進まないかっぱらいの役を申しつけられ、誤って負傷する。次郎に代って復員の敬太を迎えた真知子は兄弟のためにアパートの一室を世話してやった。しかし内地の風は復員軍人に冷く、敬太の就職はなかなかみつからなかった。同じアパートに住む真知子の旧友キヨは満州からの引揚者だったが、内地の人情の冷たさに、いまはやけ気味で闇屋仲間と暗い生活を送っていた。ふとしたことからキヨと知り合った敬太もいつしかこの人達の世をすねた空気に馴染んでいった。兄の帰還によってすっかり心を入れかえた次郎に連れられて賭博の現場に来た真知子は、その場に敬太だけではなく、思いがけなく旧友のキヨまでが一座しているのを見て驚き悲しんだ。敬太は真知子にすまないと思ったが、どうすることも出来なかった。キヨはいつしか敬太を愛するようになっていたが、敬太はついに石原らの銀行襲撃に加わってしまう。一味は捕われたがその中に敬太の姿が見えないので、真知子は彼のアパートを訪れた。敬太はかつて真知子がくれた背広で身なりを整えて静かに「罪が償われて再びこの世に出たら、キヨと結婚します。次郎を頼みます。」と言い残して自首しに行く。

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作品データ

製作年
1947年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1947年2月18日
上映時間
74分
製作会社
大映京都


[c]キネマ旬報社