紅の翼(1954):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
紅の翼(1954)
紅の翼(1954)
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紅の翼(1954)

1954年9月公開
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「男の叫び」と同じく、ジョン・ウェインが主演し、原作脚色アーネスト・K・ガン、監督ウィリアム・A・ウェルマン、撮影アーチー・スタウトによるウェイン=フェローズ・プロのウォーナーカラー色彩航空映画1954年作品。音楽は「ダイヤルMを廻せ!」のディミトリ・ティオムキンである。共演者は「荒野の三悪人」のクレア・トレヴァ、「第13号棧橋」のラレイン・デイ、「戦闘機攻撃」のロバート・スタック、「ミズーリ大平原」のジャン・スターリング、フィル・ハリス、「オリヴァ・ツイスト」のロバート・ニュートン、デイヴィッド・ブライアン、ポール・ケリー、シドニー・ブラックマー、ジュリー・ビショップ、ドー・アヴドンなど。

ストーリー

ホノルルを出発したトランス・オリエント・パシフィック・エア・ラインの4発旅客機に22名の人物が乗ってきた。無事故の経歴を持つ機長のサリヴァン(ロバート・スタック)は冷い性格の持ち主。副操縦士ダン・ローマン(ジョン・ウェイン)は第1次、第2次および朝鮮戦線に従軍している。南太平洋での航空事故でただ1人生き残ったが、そのとき妻子を失った。意志の強い男。第3操縦士ホビーは経験の浅い青年。サンフランシスコにいる妻との逢瀬を楽しみにしている航空士ウィルビー。ステュワーデスのスポールディング(ドー・アヴドン)はまだ2カ月の経験しかないが愛嬌のある人気者だ。乗客は17人、愛人と死別してから男には何の感心も見せぬメァリー・ホルト(クレア・トレヴァ)。かつての美人コンクール受賞者サリー(ジャン・スターリング)は6年前の写真を見た未知の男から求婚されて帰国の途中だ。エド・ジョゼフ(フィル・ハリス)と妻(A・ドーラン)は中部の小都市に住む夫婦でハワイ旅行の帰途だった。金持ちの女相続人リディア・ライス(ラレイン・デイ)は金鉱発見に夢中の夫ハワードと同行している。ケン・チャイルド(デイヴィッド・ブライアン)は世界中を遊び歩く道楽者。世界的な原子科学者フラハティ(ポール・ケリー)。ブロードウェイ切っての名製作者ギュスターヴ・パーディ(ロバート・ニュートン)と人気女優リリアン(ジュリー・ビショップ)の夫妻。子沢山自慢の漁夫ホセ・ロコタ。朝鮮娘ドロシー・チェンはアメリカ留学の途中である。トビー・フィールズはサンフランシスコの父許へ行く5歳の少年。ハムフリー・アグニューは犯罪の匂いをもった男だ。これら22人を乗せた飛行機はサンフランシスコを目ざして飛行するうち予期しない大暴風雨のなかに突っこみ、しかもエンジン1台が火を吐いた。ホノルルへ戻るにも距離がありすぎる。SOSによって救急機が来たけれど視界が悪く連絡はとれなかった。サリヴァンは機の重量を軽くするために荷物を全部投棄したが事態は一向によくならず、ついに洋上不時着を決意した。しかし、ローマンは断然これに反対し、サリヴァンを説得して飛行を続けた。ローマンの超人的な努力でエンジンの消火にも成功し、機はようやくサンフランシスコにつくことができた。

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作品データ

原題
The High and the Mighty
製作年
1954年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース日本支社
初公開日
1954年9月
製作会社
WB映画


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