すいれん夫人とバラ娘:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
すいれん夫人とバラ娘
すいれん夫人とバラ娘
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すいれん夫人とバラ娘

1948年11月8日公開、80分
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「野球狂時代」につぐマキノ満男の製作で、中野実の原作(美貌連載)を「旅裝」の池田忠雄と「秘密(1948)」の柳井隆雄が協同脚色し「舞台は廻る」「殺すが如く」の田中重雄が東横第一回の演出を担当。カメラは東宝所属で「素晴らしき日曜日」「女優(1947)」の中井朝一が久方ぶりに当たる。主演は「天の夕顔」「誰に恋せん」の高峰三枝子「二十一の指紋」「その夜の冒険」の喜多川千鶴をはじめ「五人の目撃者」「誰に恋せん」の若原雅夫「母(1948)」の伊沢一郎「千姫御殿(1948)」の飯田蝶子らが助演する。

ストーリー

世はまさにスリ横行の時代。スリがふえれば探ていも負けてはいない。私立大平探てい社の探てい矢崎は東大出のばりばり。ある日街角で一人の女にぶつかり、この女もまた龍太郎叔父の経営する私立探てい社の一人であった。探てい女朝子は若き継母未亡人清恵と二人暮らし、娘の縁談をまとめようとする母、母の就職口を探そうとする娘、処が姉妹の名目で母の就職口が銀座の第一デパートの化粧品部の監督に定まった。矢崎はそのデパートの松方専務と友達であり、朝子の商売敵である。一方朝子の縁談の相手はよりにもよって矢崎と来ているから話はまずくなってくる、突然デパートのダイヤ紛失によって清恵は責任を感じ辞職するが、松方は清恵を好きなのである。がぜん朝子、矢崎はこのダイヤ紛失事件に集中した。朝子は従来のアルバイト学生の信雄とともに、探索に出かけるが、矢崎も仲々負けてはいない。朝子が母の清恵の縁談をまとめようと努力しつつ、一日でも早くこの事件を解決せねばならないと思って万策をねっていどむが、なんなく矢崎が解決してくれた。松方専務と清恵の婚約は発表されたが、朝子は矢崎を好きだと仲々口を割らない。がそこはやっぱり女である。二つの結婚式もやがて一緒に挙げることであろう。

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作品データ

製作年
1948年
製作国
日本
配給
東横
初公開日
1948年11月8日
上映時間
80分
製作会社
東横京都


[c]キネマ旬報社