夏祭り三度笠:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
夏祭り三度笠
夏祭り三度笠
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夏祭り三度笠

1951年8月10日公開、91分、時代劇
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製作は、「嵐の姉妹」の小倉浩一郎と「あゝ青春」の杉山茂樹との共同で、脚本は「花ある怒濤」の柳川真一が書いている。監督は「怪塔伝」の丸根賛太郎、撮影は「おぼろ駕篭」の石本秀雄が当っている。出演者の主なものは、新国劇の島田正吾、久松喜世子に、「鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951)」の山田五十鈴、他に月形龍之介、黒川弥太郎などである。

ストーリー

木曽の山から筏を組んで木曽川を下る筏稼業の中乗り新三は気っぷのよい男で組頭の嘉平に可愛がられ、その一人娘のおみよとの仲も公認のかたちだった。新三の兄貴分熊五郎は、それを快く思わず、仲間を使って新三に喧嘩を売らせ、賭博で二十両の借金をしていると中傷をしたので、新三は嘉平から叱責を喰った。そのあげく嘉平と新三の乗った筏が途中蔓が切れ、嘉平は川中へ転落して死んだ。このため新三は嘉平殺しの罪にとわれ、熊五郎のすすめで江戸へ飛んだ。旅先でふと知り合ったお駒という女が、恋しいおみよに生写しで、無生に木曽がなつかしくなり、一年ぶりで舞いもどって見ると、熊五郎は新三を追っぱらっていい気になり、横暴を極めていた。その上おみよを自由にしようと自分の家へ押し込めていると知って、新三は単身熊五郎の家へ斬り込んだ。このとき熊五郎の家に居候していた浪人諏訪大八は、熊五郎の悪辣さに愛想をつかし、新三に加勢してくれたので、無事におみよを助け出すことが出来た。そして新三は今は心残りなく、明るい心を持って卯之吉にひかれて行くのだった。

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作品データ

製作年
1951年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1951年8月10日
上映時間
91分
製作会社
松竹・京都
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社