東京河童まつり:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
東京河童まつり
東京河童まつり
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東京河童まつり

1951年8月31日公開、86分
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製作は杉原貞雄、「奴隷の街」の八住利雄の脚本で、「母を慕いて」の斎藤寅次郎が監督し、「右門捕物帖 帯どけ仏法」の友成達雄が撮影を担当している。出演者は、歌謡歌手田端義夫、川田晴久、古川緑波、柳家金語楼、渡辺篤、木戸新太郎、伴淳三郎などの喜劇俳優が顔をならべている。女優は清川虹子、関千恵子などである。

ストーリー

江村圭一は隅田川のだるま船の万造と別れ、幼友達一郎の働く理髪店に勤めることになる。折から散髪奉仕日で水上児童ホームの子供たちが沢山やって来たが、寮母の光子を店主の娘とは知らず、圭一は好意を持ってしまう。光子には北海道に丸男という恋人のいることを知らず、一郎も恋している。アプレ紳士の丸男がホームへ遊動円木を寄附することを口実に光子にいいよっているのに憤慨した圭一と一郎は、流し歌手をして一生懸命に稼いで、自分たちの手で遊動円木を寄附しようとがんばっている。隅田水連の社長山井庄次郎とその妻はま子は空襲で一粒種の息子を失ったが、その子が万造にひろわれた三吉であると知って、子供を返せとせまる。万造は自分の生き甲斐である三吉を失ってはと嘆くが、三吉の幸福のために涙をのんで彼を夫妻へかえした。一人ぼっちになった万造に、光子はお鈴という女房を世話してやった。そして、ひそかに丸男と結婚して北海道へ旅立った。児童ホームでは圭一たちの寄附した遊動円木の除幕式が行われ、傷心の一郎は理髪店を貰った。隅田を上り下りするだるま船からは又圭一の唄声がきえることになった。

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作品データ

製作年
1951年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1951年8月31日
上映時間
86分
製作会社
新東宝


[c]キネマ旬報社